愛犬系男子にほだされています (Page 3)

「けん、と…ッぁ…」
「もう欲しい…? 今日は、いつもより早いね」
「だって、我慢できない…」
「真奈美さん…ほんと、可愛い…」

賢人の逞しい男根を指先でなぞって、私は上目遣いで浅ましくねだった。誰かの特別でいられるのは、この上なく満たされる。それなりの歳であるからこそ、可愛いと愛でられ褒められるだけで蕩けてしまう。

「ンンぁ…はぁ、ぁン…おっ、きい…」
「吸い付いてくるの大好き…たまんない、気持ちいい…」

律動が開始されれば、すべてのストレスが浄化されていくような多幸感の海に溺れた。賢人のことで頭がいっぱいになる。奥の奥まで響くピストン、丸みを帯びた先端が性感帯にはまりこんで最高の気分。

「あっ、ンぁ…賢人…けん、とぉ…」
「真奈美さん、可愛い…好き…すき、大好き…俺だけのこと考えて…俺で、いっぱいになって」

賢人は私が雌になるのを許してくれる。はしたなく体を開く私を、どうしようもなく溢れる性欲を満たしてくれる。毎日ご飯を作ってくれて、部屋を綺麗にしてくれて。ときには私の化粧を落としてくれたりマッサージをしてくれたり、全てにおいて優しく迎えて受け入れてくれる。

「あぁッン…イッちゃっ、ぅぅ…」

賢人の大きくて太くて長いそれを知ってから、私はいとも簡単に達する体になってしまった。快感が止まらない。痙攣する肉筒にぴったりと寄り添いながら、賢人がびゅくびゅくと射精したのを感じて安堵する。

「ひぃぁ…ンッ、んッはぁぁ…」

まだ硬さの残る肉棒を引き抜かれれば、私はぷしゃぁっと潮を噴いて喉を仰け反らせた。ぴんと張り詰めたままの爪先、閉じることなく突き出したままの下半身。頬が火照る、全身が滾(たぎ)る。

「もっと…まだ、したいよ…」
「俺も、全然足りないからさ…もっと、真奈美さんちょうだい…」

汗ばんだ肌を舐められるだけで、甘い稲妻がはしったように愉悦が全身を貫いた。

「賢人…きて…奥まで、ちょうだい…」

四つん這いになって恥ずかしげもなく晒して、自らの手で秘部を左右に割り開いて。きっと求められるがままに明け方までシーツを汚して、明日は有意義とは言いがたい休日になるだろう。

「ぁぁあッ…ンんぅ、きもち、ぃ…」

でもそれでいい。唐突に始まった関係は、恋を飛び越えて体の隅々まで愛で満たされて。すっかり年下の恋人にほだされた私は甘えて甘やかされて、ベッドの上では彼だけの虜になっていた。

Fin.

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