貴方に触れて、声を殺して (Page 4)

「んん…!」

私は必死に彼のを吸い、舌を使って舐め回した。

ジュルジュルと音を立てながら、頭を動かす。

「さゆりさん、上手ですね…っ」
呼吸を荒くしながら、棗君は腰を動かす。

「こっち見て…」

言われた通り、棗君を見つめながら吸い続ける。

自分に何度も押し寄せる快感に耐えながら。

ジュブジュブという濁音と、鈍いバイブ音が静かな部屋に響く。

「くっ…うっ…!」

棗君が私の口内に射精した。

ゆっくり性器が抜かれ口内には精液だけが残った。

スマホのバイブを止めた棗君は、私を抱き上げる。

「そのまま我慢しててくださいね」

そう言うと、トイレに向かった。

電気をつけて入り、鍵を閉める。

便器に向かって、棗君の精子を吐き出す。

ショーツを脱がされ、便器に座って脚を開かされた。

「さゆりさん…」

キスをされながら彼の性器がゆっくりと私の中に入ってきた。

抵抗はしなかった。

ダメだって頭では分かっていても、身体はもう、棗君を欲しがってしまっていた。

「うっ…アアッ」

彼の巨根がグッと押し込まれ、キツくて声が出る。

「力抜いて」

抱き締められて頭を撫でながら、優しく棗君が呟いた。

全部入った瞬間、腰が激しく動かされる。

「あっ!あっ?!あああっ!」

素早く何度も奥まで突かれて私は頭が真っ白になっていた。

「だめっ!気持ちい…!!アアッ!アッ!…アッ!」

彼の首に掴まり、快感に耐え続ける。

肌が激しくぶつかる音と、私の声がトイレにこだまして数分。

抱きしめられると、密着度が増して更に感じてしまう。

「くっ…イキそう…!」

棗君は苦しそうにそう言うと、私から性器を抜いた。

便座に四つん這いに姿勢を変えさせられると、腰を掴み、さっきよりも更に高速で腰を振る。

「イヤァッ!!アアッ…!アアッ…!イッくっ!!」

快感で私は数秒で絶頂した。

便座の上で崩れそうなのを必死に耐え、快感を受け止める。

「お願いっ…もうっ…もうっ…!」

「さゆりさんっ…くっ…!うっ!!!」

棗君と同じタイミングで絶頂を迎えて、私は便座に座り込んだ。

数秒、お互い無言で息を整えていた。

そして込み上げてくる、後悔。

「棗君、ごめんね」

私の口から最初に出たのは謝罪だった。

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

  1. マッサージの施術中にいやらしく胸を揉まれ犯される

    黒子せな56061Views

  2. 満員電車で痴漢に遭い、そのまま公衆トイレで…

    黒子せな48938Views

  3. 官能小説を読んでいるのが男友達にバレました

    十月夏葵40349Views

  4. 大好きな彼氏に嫌われたくなくて、執事に頼んでエッチなレッスンはじめました。

    八代もも24668Views

  5. 別れた元カレの部屋で二人きり。心の中で彼女に謝りながら今夜だけの関係を求めたら…

    八代もも23616Views

  6. 止まらない振動に快楽堕ち

    天音澪莉15932Views

  7. 愛し合って、ぬくもりを。

    天音澪莉15202Views

  8. 媚薬を盛られて仕方なくワンナイトのつもりだったのに…

    baisu13033Views

  9. ホテルで責めつくされる、彼との秘密の夜。

    猫猫にゃん12544Views

  10. アプリで知り合った10歳年上の男性と初めての中イキ

    黒子せな12409Views

最近のコメント

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX キス 愛撫 ちょっと強引に クリ責め 我慢できなくて 思わぬ展開 乳首 指挿れ イキっぱなし 乳首責め ラブラブ 働く女性 ベッド以外 潮吹き 彼氏 いじわる 胸きゅん フェラ 言葉責め 好きな人 中出し 年下クン 年上の男性 ちょっと過激に スリル OL 挿入なし

すべてのタグを見る