貴方に触れて、声を殺して (Page 3)

ぽってりと膨れて立っている乳首をゆっくり舐めながら私を見つめる棗君。

薄暗さも相まって、とても色気がある。

「もう…ダメ…!」

これ以上続けられたら、イッてしまう。

懇願するように棗君を見つめると、彼は優しく頷いた。

「ちょっとやり過ぎましたね…」

そう言うと、胸から顔を上げた。

安心して油断した私に再度キスをする。

深くて、長いキスをしながら、パンツスーツに手がかかった。

「ンッ…ダ…メッ…!」

膝の下まで脱がされ、ショーツの上から触れられた。

「ビッチャビチャ…」

楽しそうに囁かれ、私は恥ずかしくて俯くしかなかった。

「もう…ダメ。本当に…!」

「俺じゃ嫌ですか?」

「だって…今日会ったばかりなのに…こんな…」

「興奮してるくせに、素直じゃないですね」

そう言うと、棗君は自分のスマホを私の下半身に当てた。

「え…?」

ニヤリと笑うと、彼のスマホが振動し始めた。

ショーツの上からバイブの振動が直に伝わる。

「ンンッ…!?あっ…!あああっ!」

私は我慢できず声が出てしまった。

手で口を塞がれて、更にスマホを押し付けられる。

ブーッブッブッブ、ブーッブッブッブ

リズムよく、強い振動が秘部に響く。

「気持ちいいですよね。イクまで止まりませんよ」

「んっ…んふっ…うっ!」

バイブの振動と一緒に腰が動く。

だめ。

こんなの。

気持ちよすぎる…!

「ン!…アアッ!」

手首を縛られ、口を塞がれて弄ばれている。

この状況も手伝って、私は数分も経たずイッてしまった。

腰を大きく浮かせ、ビクビクと身体を小刻みに震わせる。

口から手をどかされ、肩で息をしながら私は小声で必死に訴えた。

「ねぇ…!もう嫌ぁ…」

「さゆりさん、すっごいエロいですよ…」

必死の懇願もむなしく、彼はとても楽しんでいる。

抵抗する私のパンツスーツを全て脱がし、ショーツの中に手を入れた。

ヌチャッといやらしい音を立てて、私の割れ目は彼の指をすんなり受け入れた。

「あ…」

「すっごい…こんなの、我慢できないです…。俺も、さゆりさんに気持ち良くして欲しいです」

そう言いながらテーブルに置いてあったサランラップでスマホを巻き、私の割れ目に押し込まれる。

バイブが振動し始めた。

「ンアアアッ…!」

突然の快感に状況も忘れて声を出す。

「声が大きいですよ」

そう言い、素早く私の口に彼の性器が入れられた。

「ンン?!おっ…ぶっ」

口の異物感が苦しい。

さっきのバイブ振動が、膣内を通して身体に響き渡る。

押し返されないようにショーツで固定され、一定の振動とリズムで私に刺激を与え続ける。

「口でイカせてくれたら、抜いて上げます」

頭を撫でながら、棗君はニヤッと笑っていた。

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