魔性の双子に捕らわれてしまったらもう逃げられない (Page 5)

左京は体勢を変えて、次は後ろから激しく突かれる。

「んん…うしろ…やだぁ……あっ…あん…」

「そんなこと言って自分から動いてるよ?」

あまりにも気持ち良くて、私は自分から腰を振っていた。

もう羞恥心も何もなくなって、ただ気持ちよさだけ求めている。

「あー…真夜ねぇ…俺そろそろいきそう…っ!」

グンッと大きく突かれ、ビクビクと左京のペニスが動くのを感じた。

さっきまで止めてと言っても止めてくれなかった左京だが、いった後は後ろからギュッと強く抱きしめてくれた。

その力強さから今まで知らなかった左京の本心が伝わってきたような気がした。

人生初の三人でのHを終えた私は気絶するように倒れ込んだ…。

*****

目が覚めるといつの間にか私はベッドで寝ていた。

「あ…真夜ねぇ起きた?おはよう」

「あ、うん、おはよう…」

キッチンに立っていた右京が淹れたてのコーヒーを持ってきてくれた。

すると隣からゴソゴソと音が…

「おはよ…昨日は楽しかったね。もう1回する?」

隣で寝ていた左京がニヤニヤしながら抱きついてくる。

「は!?いやいや、もうしないよ!!」

「え?しないの?」

左京ではなく、右京が私の言葉に反応する。

「しないよ!!」

「昨日あんなに感じてたのに?」

「そうだよ。もう真夜ねぇは、俺らのもんだよ」

もう昔のようには戻れない。

私はこの双子に捕まってしまったのだ。

「「真夜ねぇ、好きだよ」」

魔性の双子に。

Fin.

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