魔性の双子に捕らわれてしまったらもう逃げられない (Page 3)

二人で息を上げて、絡まりあっていると…

ガチャ

突然家のドアが開く音がした。

「おーい。右京ー。帰ってんのかー?」

双子の弟である左京が突然帰ってきたのだ。

右京の話では左京は今日は帰ってこない予定だったが…。

「は?お前、何やってるの?」

「お前こそなんで帰ってくるんだよ。邪魔すんな」

「ドタキャンされたんだよ。てか、そこにいるの真夜ねぇじゃん。なに二人で楽しんでんの?」

酔いもあり、流されるままHしそうになっていたが、急に左京が帰ってきたことで私は一気に冷静さを取り戻した。

それと同時に恥ずかしさが込み上げ、脱がされたブラウスを拾い、とっさに前を隠す。

「あ、えっと…これは…ちょっと酔った勢いというか…。私、帰るね!!」

私は急いでブラウスを着て、玄関に向かおうとした。

しかしその手を左京が止める。

「いいじゃん、そのままで。俺も入れて?」

左京がブラウスを避けて、首元や胸の辺りを触ってくる。

「いや!ちょっと待って!あのね、これは右京の相談に乗ってて…。彼女とする前に練習がしたいって…」

「あぁ、それ右京の嘘だよ。あいつ彼女なんていないし、ずっと真夜ねぇに片思いしてるんだよ。」

「え…?えっ!?」

私は右京の方を勢いよく見る。

右京は顔を真っ赤にしている。

「真夜ねぇごめん…。あれ嘘なんだ…」

「どういうこと!?」

「真夜ねぇってば全然俺のこと意識してくれないし、彼女出来たって嘘ついてもヤキモチ妬いてくれる様子もないからどうにかしてでも真夜ねぇと一緒になりたくて…」

「真夜ねぇのこと好きなのは右京だけじゃねーよ?俺もずーっと前から好きだった。だから俺らのものになって?」

二人の言葉に混乱している私を他所に、二人は私の両脇に立ち、愛撫を始めた。

右京は私の顔を抑え、激しくキスをしてくる。

一方、左京は強く胸を吸ったり噛んだりしてきた。

同時に色んなところを刺激されて、頭がぼーっとしてきて、ただ感じることしかできない。

「んっ…あっ…だめ…」

「なぁ、どっちから入れるの?俺からでもいい?」

「は!?俺の方が真夜ねぇのこと好きだから俺が先だよ」

どっちが先に私の中に入るのかで揉めている。

「「どっちがいい!?」」

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