年下の可愛らしいアルバイト君は年上の私に遠慮しない

・作

ショッピングセンター内のスーパーで働く私。仕事が生き甲斐の私に恋なんて必要ないって思ってたのに…つい最近入ってきた人懐っこいバイト君にグイグイ攻められて。まさか電車であんなことに…羞恥と快楽に身も心も絆されてしまった。

ショッピングセンター内のスーパーで働いてる私。
ここ2~3ヶ月前にアルバイトで入った大学生の彼に心を惑わされている。

「渡辺くん」

彼を呼べば、足早に駆け寄りピタッと私の真横に立って必ず顔を覗かれる。
身長が157cmしかない私に180cmの彼が横に立ち覗かれれば、はたから見れば、私が隠れて見えないのかもしれない。

それよりもこの距離感。肩が彼の腕につき、顔を近づけられるから、彼の体温を間近で感じる。

「だ、だから、いつも近いって言ってるでしょ!」

「だって、風波さんの声近くで聞きたいから」

見た目はクールで大人しくて、他のスタッフにはあっさりと接するのに、私には距離も近くて、甘い雰囲気を醸し出す。

「わ、分かったから離れなさい」

「やです。で、お仕事は何したらいいですか?」

私が距離をとろうとしても小さく私の服を掴んでるから離れられない。
そんな年下な彼に遊ばれてるのが分かってるのに、年甲斐もなく心を踊らされてた。

そんなある日。

仕事が終わり会社を出ると、建物の向かいにあるガードパイプに腰掛け携帯を弄ってる彼の姿。

私よりも1時間も前に退勤したのに…
そう言えば以前、この館内に同じ大学の友達が働いてる…とか言ってたな。

きっとその子を待ってるんだと思い彼の前を通りすぎた。

彼を見ないように通りすぎ歩いてると、後ろからパタパタと聞き慣れた足音が近づいてくる。
その音に鼓動が早くなり、期待してしまってる私は相当彼が気になってるのが分かる。

足音は私の横で収まり、いつもの彼との距離。
彼の腕に肩が当たるたびにドキドキしてしまう。
止まらずに歩いてしまうのは、恥ずかしさを隠すため。

「お疲れ様です。声かけてくれたらいいのに。無視なんてヒドイですよ」

「お疲れ。だって…友達待ってると思ったから」

「風波さんまってたんですよ。
ねぇ、ここ最近のシフトが重ならないようにしてたのってわざとですよね?」

シフトの管理もしてる私。
彼と一緒だといつかボロが出ると思い業と重ならないようにしてたのに…

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