普段優しい彼はベッドの中では野獣でした

・作

付き合って半年も経つのに未だにキス止まりの私達。もっと求めて貰いたいのに、自分からいく勇気はない。段々と寂しくなって、つい口走ってしまった「別れる?」その言葉に豹変した彼にグズグズに愛されてしまいました。

普段は優しくて、いつでも私優先で、愛されてる、守られてる、大切にされてる、好きって気持ちもたくさん伝わってるんだけど…

彼に告白されて付き合って半年。
未だに手を繋いで、軽いキスをして…
お互いの家も知ってて、お泊まりもしてるのに抱き合って眠って…それで終わり。

(私ってそんなに魅力ないのかな…)
そう思ってしまうほど進展がない。
そんな話を何でも話せる友達、マリに伝えると。

「別れたらいいじゃん。まぁ、もったいない気もするけどね。そんなに愛されてるんだし、2人みてても彼はカナの事大好き~って分かるぐらいなのに」

「それでも…先に進みたいって思うじゃん。触られたいし、触りたい」

「ガツガツされたら嫌なくせに(笑)まぁ、付き合って半年なら…そう思わなくもないかな」

「でしょ!だからって自分からその、触りに行くとかは無理だし…」

「それがカナらしいんだけど(笑)じゃあそんなカナちゃんにアドバイス。「別れたい」って言ってごらん。きっと彼の本能が見れるから(笑)」

そう言われた一週間後の今日。
今日は彼とデートの日。彼の家でお泊まりデート中。

私はなぜか悲しそうで、でもどこか怒りが混ざっている顔をした彼にベッドの上で組み敷かれていた。
腕は一纏めにされて頭の上。腰に彼が跨がり身動きは取れない。

「…は、る、くん…?」

あまりの突然の出来事に何が起こったのか分からない私。

それまでは2人でキッチンに並んでご飯作って、向かい合って食べて、片付けて。
お互い別々にお風呂に入って、テレビの前に座ってまったりしてたけど、彼の
「明日も予定立てたし寝よっか?」の合図で布団に入って「おやすみ」って言われて目を瞑られた。

やっぱりなにも起こらない展開に…ボソッと言った私の一言。
「別れたい…とか思ってる?」その言葉に飛び起きた彼。←今ここ!

「どういう事?別れたいの?」

「いや、違っ…」

「じゃあ、何で?俺の事嫌いになった?」

「嫌いじゃない…嫌いじゃないけど…はるくんは私の事…その、どう思ってるか分かんなくて…」

「ちゃんと好きって伝えてる」

「もちろんそれは伝わってる」

「じゃあ何で!」

「…触ってくれないもん」

「えっ?」

「…キスしかしてくれないし…抱き締めて眠るだけだし…魅力がないのかなって…」

〈!–nextpage–〉

結局寂しさを口にしてしまったのは私。
その言葉に…大きくため息をついた彼。

組み敷かれた私の股の間に彼の腰が当たりグイッと押し付けられた。
その感触は硬くてどんな状態か分かるくらい膨張してる。

「ふざけんなよ!俺がどんだけ我慢してると思ってんの?毎回カナが寝たあとにトイレで抜いてるぐらい抱きたくて堪んなかったよ」

「じゃあシてくれたら良かったのに」

「前の男の事で行為が苦手なのに俺の欲望だけで出来るかよ!」

そう、初めて付き合った彼と初日にほぼ無理矢理な状況で抱かれ、ただただ痛い思いしか残っていなくて。
それがトラウマで行為が苦手なのは確かだった。

「あっ、ごめん…なさい」

「謝っても遅い。そう思ってるんなら抱いていいんだよね?俺、もう我慢しないから」

彼の顔が近づいたかと思えば、触れるだけのキスじゃなくて貪られるように唇を喰れる。
口の中に彼の舌が入ってきて、激しく蠢き纏わりつく。

「んっ、ふっ…クチュッ…」

彼の舌についていくのに必死。絡まり、吸われ、2人の吐息が漏れてる。
頭の上に組まれた腕はそのまま、もう片方の彼の手でパジャマのボタンが外されていく。
キャミだけの姿の私。薄暗い中外から月の明かりが照らしてて、それだけでも明るく感じる私は体を捩った。でも、そんな抵抗は虚しいだけ。

「いつも下着つけてないよね。俺がどれだけここに触れたかったか知ってる?こうやって…」

彼の大きな掌が私の胸を掴み、形を変えていく。

「あっ…」

「はぁ~やわらけぇ。ねぇ、何でここ立ってんの?俺まだ触ってないよ?もしかして期待してる?」

「いや、違っ…」

「違わないよね?俺に触られて嬉しいんだ。だって触って欲しかったんでしょ?俺も触りたかったし、こうしたかった」

キャミを捲られ頂で固くして主張してるソコを彼の口が加え込んだ。

「…んっ…ふっ…らめっ…」

口の中は暖かくて、ヌルッとした感触と時折ジュッと吸われる感覚に、股が疼き腰をくねらす。
その度に彼の硬い部分が敏感なところに当たり、自分で押し当ててるようになっていた。

「1人で気持ち良さそうだね。俺のに押し当てて腰振って。やらしい」

「違う…」

「違わないだろ?ほら、もっと俺ので気持ち良くなって。俺しか感じられない身体にしてやるから」

起き上がった彼は。私の姿にフッと笑い、唇を舐めた。彼があまりにも妖艶で、クラクラする。

捲り上げられたキャミと肩のところで止まっていたパジャマを彼が私の腕のところまで上げて、裾の部分を腕に巻き付けギュッと縛った。

「やっ、やだ…外して」

「ダメだよ。外したら今からする事嫌がるだろ?それにこんなに綺麗な身体隠されるの、俺がいやだもん。感じてる顔と体を見ながら抱きたい」

〈!–nextpage–〉

彼は着ていたTシャツとスウェットを脱ぎ下着一枚に。月明かり越しに初めて見る身体は鍛えられててドキドキしてしまう。

視線が下におり下着に目がいけば、くっきりとオスの形をしてるのが分かる。
経験は少ないけど見る限り大きいって分かる。

「見すぎ。今からこれがカナの中に入るんだよ。
ゆっくり押し広げて俺の形にしようね。その前に準備しなきゃ」

私のズボンに手を掛けた彼が一気に下着ごと引き下ろした。
まさか両方とも下ろされるなんて思ってなくて一気に恥ずかしくなり足を閉じて隠そうとしたけど…間に彼が入ってきて閉じることが出来なかった。

「や、やだ…恥ずかしい、よ…」

「今から見られるのに隠せるわけないだろ。しっかり解してやるから」

ひざ裏に手が当てられ赤ちゃんみたいに足が上がって秘部が丸見えで…でも、彼の視線がジーッと見られてることに感じてしまい、じんわり濡れていくのが分かる。
腕は何とか曲がるから縛られた服で顔を隠した。

「いいよ。隠してても。ここは隠せないもんね。痛かったら言って。ゆっくり入れるから」

彼の息がソコに吹き掛けられ…

「ヒャッ…」

割れ目の上の小さな突起に生ぬるい感触。

「ウソ…ダメ…そんなこと…汚な、い」

「汚くない。感じろ。指いれる」

突起を吸われたり、舐め取られたり…その刺激に意識がいっていると、ゆっくり中へと入っていく違和感。
でも不思議と怖くなくて…自分でもビックリするくらい濡れているのが分かる。

「びちょびちょじゃん。痛くない?」

口調が所々で変わる彼に翻弄されながら、痛みなど感じずコクコクと頷く。

「ん。いい子。指増やすから」

「んっ、あっ、やぁ…だ、なんか、へ、っんだよ」

「ここがいいところだね。いいよ。イッてごらん」

「やだ、ダメ…な、んか…クル…あんっ、やぁーだ…」

「ほら、イッて」

激しくなる指の動きに今まで感じたことのない感覚に脚が震え、目の前がチカチカしてくる。

「あっ、ダッメ…いっ…やぁーーーんっ」

初めての感覚に運動したみたいに呼吸が荒くなる。

「上手に逝けたね。その調子」

どのくらいたっただろう。
今だに中を蠢く指はバラバラに動きながら出し入れされてる。
彼に与えられる快感に恥ずかしくって出せなかった声が大きくなっていく。
何度もさっきの絶頂を味合わされて、なにも考えられなくなってきた。
静かな部屋には私の喘ぎ声と溢れる密の卑猥な音が響いてる。

「あっ…んっ、こ、んなの…しらないっ」

「気持ち良さそうだね。知ってる?もう3本も俺の指飲み込んでるよ。中に入れると纏わりついて出ていくなって言ってるみたい」

「ふぅー…あっ、あっ、まった…きちゃう…」

「聞こえてないな(笑)ちょうどいいや」

〈!–nextpage–〉

彼がサイドボードの引き出しからゴムを取り出し、下着を脱ぎクルクルと装着する。
完全に解れきってる入口にあてがった。

「カナ…入れるよ」

顔を隠してた腕をゆっくり上げて、優しい顔で私を見下ろしてる。
ボーっとしてる私は頷くしか出来なかった。

「痛かったら言って」

さっきとは比べ物にならないほどの大きさと熱をもった暖かい物がゆっくり中へと押し入っていく。

「…っくーーきっつ…」

「あっ、やぁ…おっき、」

痛みは全然なくて押し進められる圧迫感にふぅーっと息を吐くのが精一杯。

「あと…っつ…ちょっと」

「んっもう、はいん、なっい…っく、」

「ごめん。…痛かった?」

私が眉を寄せたから、彼の動きが止まり彼のモノがピッタリはまっているのを感じる。

「…い、たくない…」

「よかった、慣れるまでこのままね?」

今までの行為が嘘のように痛みもなく、無茶苦茶感じてる自覚はある。
中の圧迫感は感じるけど、今までのような刺激がなくて、気づけば知らずに彼のモノを中で締め付けていた。

「カナ…締めないで、逝きそうなるから」

「だって、わかんな、い。はぁー…んっ、気持ちよくて…勝手に…」

「もう!我慢してるのに!動いていいの?」

彼の言葉にコクコクと頷けば、ゆっくり腰を引き、ゆっくり中へと押し入っていく。
彼の荒い息づかいと繋がってる部分からの厭らしい音が部屋に響いてる。

「あっん、んっ、…やぁ…気持ち、、い」

「っく、そっ…優しくしたいのに、とまんねぇ…」

彼の腰は次第にスピードを速め出入りが激しくなっていく。
私の腕に巻かれてたパジャマとシャツは彼の手によって剥ぎ取られ何も身に付けてない姿に。
彼はそんな私を抱き締めながら腰を打ち付ける強さを強くしていく。

「あんっ…はや、っい…あっ、っん…」

「全部入ってるよ。一つになった。カナ好きだ…別れないよ!絶対…っく、」

「わ、たしも…っん…別れたく、なぁい…やぁ…またっ、きちゃうーー」

「好き…好きっ、もう、イッく」

「好き…らぁよぉ…ダメ、またいっちゃう!」

「一緒に…」

「いっ…くぅーー!」

「…でるっ!」

大きな動きを2、3回して彼が私の上に倒れかかってきた。
中に入ってるよ彼のモノがビクッビクッと脈を打ってるのが分かる。
1つになれた喜びと散々感じてしまった疲労感に、気づけば意識を飛ばしてしまっていた。

翌朝。いつものように目が覚めれば夜の情事が嘘のように綺麗にパジャマを着て、後ろから彼が私を抱き締めて眠ってる。

あの後彼に身体を拭かせて服まで着せてもらったなんて…愛されてるなって思う。

ウソでも「別れる」なんてもう言わない。
毎回あんな風に抱かれたら私の身がもたないと思った。

Fin.

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