ついていったら…

・作

彼と出会った頃の夢をみて目覚めた私。年の差もありすぐに私に飽きるだろうと思っていたのに、気がつくと4年の歳月が経ち、心も体もトロトロにされていた。ある朝起きると、彼のモノがまだ私の中に留まっていて…

彼と出会った頃の夢をみた…

「一緒に来るか?」

私は冬晴れの空を眺めながら、公園のベンチに座っていた。

不意に気配を感じた方を見ると、父親よりは少し若い男性が、ホットミルクティーの缶を差し出しながら私に言った。

受け取ったミルクティーのプルトップを開き、ゆっくりと飲む。

彼は隣に座って、そんな私をジーッと見ながら無言で待っている。

ミルクティーを飲み干し、近くにあるゴミ箱に狙いを定め、ポーンと、放る。

カコンッ…。

入り口にぶつかり、ゴミ箱の外に落ちた缶。

私は立ち上がり、缶を拾い上げゴミ箱に入れた。

「うん、行く」

そう答え、私ははじめて会うその男の手を取った。

*****

カーテンから差し込む光に私は目を覚ます。

背中越しの体温と彼の香りに包まれた私の中心部には、まだ彼が留まっていた。

あれから、4年の月日が経った。

あの頃は、日々のストレスでギスギスに痩せていたが、彼に囲われて今では女らしい丸みをを帯びた身体つきになっている。

いつだったか、何であの時声をかけたの?と言った私に、今にもいなくなりそうだったけど、見上げていた私の目に力があったから…とよくわからない答えが返ってきた。

両親はいたが、彼らは子どもの私には全く興味がなく放置状態。

学校での悩みやトラブルなどを言えるはずもなく、卒業できる出席日数を計算して過ごしていた。

その頃の夢を見ていたからか、目覚めた後に、ぼんやりとあの頃を思いだしていた私。

中心部でムクムクと膨張していく、彼の朝の男性特有の現象に気づいた。

「昨日も、散々したのに…」

「でも、マリに会えたのは1週間ぶりだからな」

「タカシが仕事でいなかったんでしょう」

「これは朝の生理現象だから…」

「もう…ぁん、生理現象ならほっとけば、治まるで…しょ…、奥でゆらゆらしないで!」

大きくなっているタカシの先っぽが奥をグリグリと刺激する。

「そんなこと言ってもマリが俺のを締め付けて離さないんだからしょうがないだろ」

私の左脚をタカシは持ち上げガンガンと深く打ちつけてきた。

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