執事のつとめ (Page 3)

彼女の口内を舌で甘やかしながら、執事用に支給されている白手袋を外してスラックスのファスナーに手をかけた。

「んぅ」

耳ざとくその音を聞きつけて、梢さまの手が伸びてくる。
それは少しはしたないですよと後で教えなければと思いつつ、ベルトを外して前をくつろげた。
手探りで私の股間を撫でるその手に自分の手を重ね、下着の中に誘導してやる。
キスもおろそかにならないよう、歯列をなぞって上顎をくすぐる。やわらかい舌にやさしく歯を立ててから唇を離せば、彼女はすっかり蕩けた表情で私の陰茎を撫で上げていた。

「さぁ、梢さま」

唾液で濡れた唇を拭って先を促せば、梢さまはこくりとうなずいて長い髪を耳にかけ、私の脚の間に顔を寄せる。
ちゅ、ちゅ、とついばむキスのようなかわいらしい刺激から、少しずつアイスを舐めるような直接的な刺激に変わっていく。
赤黒くいきり立った私の男根をお嬢様の小さな口が頬張る。歯を立てないよう気遣いながらも舌で亀頭を舐め上げ、強く吸われる。
ああ、上手になったなと、私は片手で梢さまの頭を撫でた。

「ん、…んぅ、っ」
「そうです、お嬢様、もう少し奥まで…」
「んぶ、む、んん…っ」

苦しさからか、それとも性的な興奮からか、梢さまは目のふちを赤くさせてこちらを見上げてくる。
ねっとりとした口淫から与えられる快感とはまた違った種類の気持ちよさが背筋を走り、彼女の肩を2回叩いた。
私達の間で決めた、もういいの合図である。

「ぷは、…っけほ」
「お上手でしたよ」

ハンカチを出して先走りと唾液で汚れた口元を拭いてやる。梢さまは小さいときは食べるのが下手で、いつもこうして離乳食を拭いていた。ハンカチが何枚あっても足りなくて…。

「三雲、また違うこと考えてるでしょ」
「ああ、すみません」

お嬢様は不服そうに口をとがらせて、私の膝に乗る。

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