私たちはお茶を飲むだけの関係 (Page 2)

「んうっ……あ、はあっ、ひっ……」

「あ、ほら。また中が締まった」

耳も食みだしてきて、調子に乗っているようだ。

シャワーのお湯なのか、唾液なのかわからないけど耳の中も濡れていく。

「んっ、うっ……やめ……」

「なんで?みのりも気持ちよさそうじゃん。すごい締めてるよ」

「そんなっ、ことっ……はあっ、あっ、あぁっ……」

繋がっている腰をさらに押し付け、西川は嬉しそうに言う。

熱い液体が私の内太ももを流れていった。

お湯か、私のものか、わからない。

「もうみのりと何回こうしてると思ってんのさ。みのりが気持ちいいかそうでないかなんて、簡単にわかるよ」

私のあちこちを責めていた手は腰を掴みだし、ピストン運動は激しさを増していく。

うるさい。

ちゃんとした気持ちも言わずにこんなこと続けてるくせに。

そうは思っても、言葉にならない。

シャワーの出続ける音と、私の股座から聞こえてくる粘膜の快楽が耳障りだった。

それでも、私で気持ちよくなっている西川の息遣いは、よく聞こえる。

「に、し、かわ……あ、も……やっ……はあっ……」

「イキそう?俺もそろそろ、イキそ……」

ちょっと雑に私の体を抱き締め、気持ちよく射精するための動きを始めた。

乱暴ともとれるこの挿入が私も気持ちよくて、声はどんどん大きくなる。

「んっ、ううぅっ、あ……西川っ、西川ぁっ……!」

「みの、り……出るっ……うっ、んうっ……出っ……」

西川の動きが止まった。

ドクン、ドクンと私の中で脈打つ感覚がする。

少しの間強く抱きしめられて、全部吐き出したかと思ったら西川はゆっくりと自身を私の中から引き抜いた。

ぴたり、と重たいゴムが揺れて内太ももに当たった。

達してしまったせいで、私はクラクラとして膝が折れてしまう。

でもそれを脇から抱えて座らせないようにするのは、西川だ。

「へへっ……すっかり骨抜きじゃん」

「う……うるさっ……」

ぜえ、ぜえとお互いに荒い呼吸のまま一度シャワールームから出る。

バスタオルを巻いた身体のまま、次は寝室へ向かった。

寝室の窓から見える景色は、雪が降り始めていた。

「うわ、降ってきた……」

「予報で言ってたもんな。来週の半ばまで降るんじゃないかって言ってたぞ」

腰に一枚だけタオルを巻いた西川はお茶を淹れるため、キッチンへ立っていた。

ほんのりといい香りが漂ってくる。

少ししてから西川は、ベッドに腰を掛けた私にマグカップを持ってきた。

「めっちゃいい香りする」

「いい茶葉を買ったって言ったろ?」

「ほんとだったんだ」

「嘘言ってどうすんだよ」

「だって……」

そう、だって、私たちは。

「……お茶を飲むだけの関係、でしょ?」

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