犬系男子は嫉妬深い。 (Page 2)
「ちょっと、光!やめて!」
無理やりベッドに押し倒され、部屋着を乱暴に脱がされた。何度も嫌だと言ったのに光は止まってくれない。
キスも前戯もされないまま下着を下ろされ、まだ濡れていない性器を触られる。乾いた指と粘膜が擦れる感覚に「痛い」と言って、ようやく触るのを止めてキスをされた。
「ごめん」
優しい声に、ちゅっと小さなリップ音。大きな手が頭を撫でてくる。さっきまでうるさいくらいに話していた分厚い唇からは、今はただ息が漏れるだけだ。
光の舌が私の乾燥した唇を舐めて、隙間をこじ開けるように入ってくる。タバコの後味が残る舌では、光の唾液が甘く感じる。
口の中が光でいっぱいになる。どっちのかもわからない唾液を飲み込めば、ようやく唇が離れた。
「ひ、かる」
光の手がもう一度性器に触れる。びくっと体を震わせて頭を撫でてくれている腕に抱き着けば、触られたところから水音が聞こえた。濡れている。光とのキスで、濡れている。
「偉いね、南ちゃん」
「ぅ、あ、んんっ」
中に指が入ってくる。太くて熱い。無意識にぎゅうぎゅうと締め付けては背中を反らした。
「あれ?昨日もシたんじゃないの?」
するわけない。昨日も、1週間前も3週間前も、一緒に歩いていた人とはそういう関係じゃない。ずっとアタシは、光のことが。
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