行為が苦手だと思っていたら攻め側に目覚めた話し (Page 2)
唇と唇が重なり合う。
悠太の手が肩に置かれ、グッと体を押し倒した。
それだけで胸が苦しくなり、見て見ぬふりのできない違和感となった。
ああ、また自分はこれが障害になるのか。
苦しくて悲しくて逃げ出したくなるのを隠し香月は目を閉じた。
それでも懸命に彼の想いに応えようと舌を動かした。
行為はゆっくりと進んでいく。
指を絡め、愛を確かめるように熱を移し合う。
彼が自身の下着に手をかけゆっくりとおろし…
「あ、あれ…?」
「…?」
悠太の間抜けな声に薄く目を開く。
ズボンが半ば勃っている竿に引っかかりうまくおろせていなかった。
「あー…えー、っと…ちょっと待ってね…」
彼は一度手を離し、再度ズボンを下ろそうとする。
しかしベルトの開きが悪く結局脱ぐのに戸惑っている。
足が引っかかりつつもやっとのことで脱ぐことができた悠太は顔を真っ赤にして俯いた。
先ほどまでのムードはなく、2人の間には気まずい雰囲気が流れた。
「…ご、ごめん。言ってなかったんだけど…俺…その…女経験、ぜんぜんなくって…」
悠太は恥ずかしそうにそうつぶやく。
彼なりにリードしたかったのだろう。
上手くいかなかったやるせなさや羞恥の心が滲み出ている。
しかし、香月の胸は大きく高鳴った。
不器用なところも、上手くリードしきれないところも、何もかもが愛おしく、すべてを抱きしめて犯したくなる。
香月は悠太の肩に手を置き、グッと力を入れた。
唐突なことで体勢を崩した悠太は何事かと目を見張る。
香月は高鳴る胸を何とか抑え、頬を赤らめながら口を開いた。
「嫌じゃ、ないなら…私に…まかせて…」
「えっ…ちょっ…!」
香月は悠太の竿に触れるとゆっくりと撫でた。
指を輪っかにして竿を包み、裏筋を刺激するように少し強めに握る。
付け根から鬼頭へと行き来すれば、悠太の息は徐々に熱っぽくなった。
鬼頭をクリクリいじれば竿が芯を持ち始め、素直にピクピクと反応した。
「か、香月ちゃ…!ぁっ…!」
「これ気持ちいい?」
竿を両手で掴み、先ほどよりも強い力で擦る。
すると悠太の顔は快楽に歪み目には生理的な涙を浮かべている。
その光景がなんとも扇状的で香月は自身の下腹部が疼くのがわかった。
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