度し難い私 (Page 2)
亮一は芹佳のマンションの部屋に上がりこむと、慣れた所作でスーツの上着を脱いで、ソファーにくつろいだ。
今日こそは別れを切り出さなければ。
芹佳は覚悟を決めて、亮一のそばに寄った。
「どうした?」
「あのね、亮一さん。やっぱりこういうことは良くないことだと思うの」
亮一が目を見開いた。
「どうした。急に。俺のことが嫌いになったのか?」
バリトンボイスに少し不安の色が出ていた。
「そうじゃないの。でも私不倫や愛人なんて関係、怖くて。奥様にも悪いし、ずっと申し訳ないと思ってて。亮一さんのこと嫌いじゃないの。でもやっぱりこんなの続けていたら良くないと思うの」
芹佳は一気に言葉を告げた。
亮一はその芹佳の言葉を聞いて、ふっと笑みを浮かべた。
「亮一さん?」
「可愛いな。芹佳。俺は芹佳のそんないつまでもすれてないところもたまらなく好きなんだ」
好きという言葉の響きに芹佳はドキリとする。
自分もまた亮一のことが好きなのだと思い知らされる。
「俺が、嫌になったのか?」
「そうじゃないの。そうじゃ。あっ」
いきなり亮一に抱き寄せられて、力強い腕で抱きしめられる。
仕事帰りの亮一の、少し疲れた体臭。
それを嗅ぐと慰めてあげたいとしんみりとした気持ちがわいて来るあたり、芹佳は亮一のことが好きなんだ。
「俺、芹佳のこと手放したくない」
亮一はそう言うと、芹佳の唇を吸った。
何度か角度を変え、ついばむようなキスを繰り返した後、はぁと吐息をついた芹佳の唇を割って、亮一の舌が入ってきた。
「んんっ」
熱い抱擁と濃厚なキスに私の考えが霧散してしまう。
ずるい。
と思うけれど、からだは正直で、すでに下腹部が熱をもってうずき始めている。
亮一の舌が丹念に芹佳の歯列をなぞり、芹佳の舌を絡め取り、舌の裏側を舐めてくる。
「んん、んう、ん」
口の端から溢れた唾液がツーッと垂れる。
亮一はそっと芹佳をソファーに押し倒すと、音の立つキスを繰り返しながら、芹佳のからだをその大きな手でまさぐり始めた。
「あ、ああ。だめ」
ブラウスのボタンが外されて、胸元があらわになる。
ブラジャーがずりおろされて、乳房がプルンとまろび出た。
亮一は顔を芹佳の胸元までおろして、乳房の頂きで震えているつぼみのような乳首に吸いついた。
「あ、あん」
熱い舌のぬめりが芹佳の乳首のつぶつぶを舐めまわす。
途端に乳首がキュウッとすぼまり硬くなる。
亮一は乳首を甘噛みしながら、空いた手でもう一方の乳房を揉みしだいた。
「うう、うん。あ、亮一さん」
チュッチュッと音を立てて乳首を吸われて、芹佳はもどかしく悶えた。
妻の敵
最悪な男食いですね
必ず報いが来ますよ
他の物と遊んではいけません
るい さん 2025年10月9日