坊ちゃまはダメメイドがお好き (Page 2)

「ふ、う……あっ、あ……」

目の前の枕を引き寄せ、フレデリカは呻く。

何度目かになるかわからないバーナードとの交わり。

バーナードに躾と称された愛撫をドロドロになるまで施されても、熱い肉の塊を受け入れるのは毎度苦労するのだ。

一番奥まで男根が届くと、バーナードはふう、と息を吐く。

「熱いね、フレデリカ」

フレデリカは何も答えられない。

バーナードは己を埋めている場所が尻肉で隠されているので、そこを暴くように肉を持ちあげる。

柔らかな肉を左右へ分ければ、己の男根が埋まっている場所はみっちりと隙間なくフレデリカの肉と絡み合い、蜜が溢れていた。

それを見たバーナードは満足そうに微笑むと、ずん、ずんと静かに奥を小突くような動きをしてみせた。

「んっ……くうっ……ん、ふっ……」

本当はもっとその熱を持って激しく身体を蹂躙してほしい。

だがこれは教育なのだから、フレデリカからそんな願いは口にできない。

「ふふ、すごく絡みついてくるじゃないか。これはお仕置きなんだよ?」

小突くたびに震えるフレデリカの腰を撫で、バーナードは言う。

フレデリカはずっと小声で謝罪の言葉を口にしていた。

「そんなに謝られたって、割ってしまったものは仕方がないからね。次回からは必ず気をつけるんだよ?」

「はっ、はいっ……あ、ひゃうっ!気を、気をつけまっ、あっ、あぁぁあ~!」

ぐりぐりと奥を擦られ、フレデリカは再度崩れ落ちた。

バーナードはその体を支え、ベッドに横たわらせると、フレデリカの上に覆いかぶさった。

二人の身体は密着し、服を着てはいるがその体温の高さは伺える。

「また達してしまったのかい?」

バーナードの問いに、フレデリカは言葉なく頷いた。

「さっきも言ったばかりなのに……またイクと言わなかったね」

そう言ってバーナードは、腰を少しばかり引き抜くと、思い切りフレデリカに叩きつけた。

「ひあああ!」

「これはイクと言わなかった分のお仕置きだよ」

フレデリカのことなど一切気遣う様子もなく、バーナードは強いピストンを続けた。

ベッドの軋む音が大きくなっていく。

それに合わせ、フレデリカの声もどんどん荒くなっていった。

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