居酒屋で知り合った男性にいつの間にか抱かれてた件について (Page 2)

まさかの言葉に声を上擦らせる。

しかし、純香は両手を振ると一歩下がった。

「あ、あの、彼氏いるので…それはちょっと…」

「はは!大丈夫、何もしないよ」

気さくな笑みを見ていると、なんだか絆されてしまう。

浮気はしたくない。

けれど男性と飲むだけが浮気になるのだろうか。

「少し話すだけ。どう?」

少し、少しだけならいいか。

手を繋ぐわけでもキスをするわけでもない。

ただ居酒屋で出会い、そして別れるだけの仲だ。

それならいいじゃないか。

「は、はい…少しだけ」

悩んだ後、純香は微笑みを返したのだった。

*****

下腹部に広がる快楽に眩暈がする。

体の痙攣は治らない。

それどころかさらなる快楽を叩きつけられ、脳が、感覚が、麻痺したように絶頂を迎える。

痛いくらいに収縮を繰り返す子宮。

休む暇など与えられないまま奥を突かれ、何度も、何度も連続で絶頂を繰り返した。

「ひっ…へぁ…う…なん、でっ、あん…!」

快楽で眩む意識に反して徐々に酔いが覚めてくる。

ベッドでうつ伏せの状態であること、下腹部への違和感、そして与えられる快楽。

なぜこうなったのか覚えていない。

けれど状況だけは判断できる。

嬌声の合間になんとか言葉を紡ぐも相手に届いていないのか、腰を鷲掴みにされ奥を刺激される。

「ね、え…ッ!だ、れぇ!な、んでっ!んあぁ!なんでぇえ!」

「ん?ああ、起きたの?さっきまで良すぎて気絶してたから可愛くってまたしちゃってた」

聞き覚えのある声に驚き、なんとか頭だけ後ろを向かす。

筋肉質な体、端正な顔立ち。

ゴールデンレトリバーのような笑顔はどこへやら、そこには先ほど居酒屋で飲んでいた男がいた。

純香は生理的な涙を流しながら懸命に首を振る。

「ん?どうしたの?足りなかった?」

「ちがっ…!あっあっ…だめ、っ!だめ!ぬ、ぬいてよ…っあ!」

押し潰されそうなほど体重をかけられ、奥を確実に捉えられる。

抜け出そうにも掴まれては身動き一つ取れず、ただ与えられる快楽を受け入れることしかできない。

男はクスリと笑うと小首を傾げた。

「なんで?彼氏とレスなんでしょ?久々のえっち気持ちいいくせに」

「なん、でっ、しってアッ…!知ってるの…!」

「なんでって、自分で言ってたんだよ?彼氏ともうまくいってないし、えっちなこともからっきしだって」

そんなこと言った覚えはないが、居酒屋での出来事はまるっと記憶がない。

思い返そうにも快楽が邪魔をしてろくに思考がまとまらなかった。

それでもなんとか、抜いて、を繰り返していると、男は何を思ったのか性感帯を刺激するように中から竿を抜き出した。

「ぁっ…んぅ…」

解放された体にほっと息をつく。

身体中が熱い。

全身快楽の餌食となった状態ではすぐに動くことはできなかった。

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