酔い潰れている夫の真横で元彼の性玩具にされた夜

・作

夫が自宅に招いた客人は、5年前に別れた元彼だった。彼は夫に睡眠薬を飲ませて眠らすと、スマホに保存された私の恥ずかしい姿が映っている画像を盾に、言うことを聞くように命じた。私は全裸で寝ている夫の真横に座らされ、脚をM字に開いたまま、自分の指でヴァギナを広げさせられた。彼のおもちゃになる陵辱の夜が始まろうとしている。

どうしてこんなことになったのだろう。夫がソファにもたれたまま酔い潰れて眠っている隣で、私は一糸まとわぬ裸身をさらし、自分の指で秘部をくぱっと広げさせられている。

命じられるままに両足をソファに乗せM字に開いているだけに、膣口も肉唇も私の恥ずかしいところの全てが露わになっている。

「まだ指一本触れてないのに、なぜびょびちょに濡れてるの? もしかして美優、もう感じてるの?」

雄太はにやりと口元をほころばせ、楽しそうに聞いてくる。

「か・感じてなんかいません」

口では抗うものの、普段は外気に触れることさえない秘部が剥き出しになったことで、心地よい疼きが全身を支配しているのはたしかだった。

さわられていなくても、ひとりでに蜜が次から次へとにじみ出て、ソファを汚していくのが恥ずかしくてならない。

雄太の前で羞恥にうなだれる姿をさらすことで、5年前に止まったはずの二人の時間が再び動き出す予感に襲われた。

雄太は5年前に別れた元彼だ。彼はアブノーマルな性癖の持ち主だった。普通に身体を重ねるだけで満足することは、ほぼない。私を縛って拘束したり、何らかの恥辱を与えてから犯すのが常だった。初めこそ嫌がってはみたものの、私はみるみる彼の色に染められ、むしろ恥辱を与えられなければ感じない身体に飼い慣らされていた。

雄太がそのまま私だけを見ていてくれたなら、今も私たちの関係は続いていたに違いない。でも彼は女に異常にだらしがなかった。アマチュアバンドでギターとボーカルを務めていた彼の周りには、いつも数多くの魅力的な女性がつきまとっていた。

二度や三度の浮気なら許せても、毎週のように繰り返されては、さすがに愛想も尽きる。私は雄太と別れる決心をし、親の懇願するままに今の夫と見合いをしたのだ。

年は離れているものの、貿易会社を経営する夫は裕福だった。ただひとつの不満は、夫といくら身体を重ねたところで、私が絶頂に達したことは一度もないことだった。性の不一致は、夫婦関係に微妙な影を落としていた。

夫が勝手に果てて眠りについたあと、疼く身体は自分の指で慰めるよりなかった。そのときに思い浮かべるのは、いつも決まって雄太とのセックスだった。

その雄太が今目の前にいて、夫の寝ている傍らで私に恥ずかしい命令を下しているなんて、なんとも信じがたい状況だ。

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