媚薬で形成逆転を狙ったら、お見通しの彼氏に仕返しされて…?! (Page 2)

「ねえ、ベッド…」

余裕のない裕太の表情に私は興奮した。内心笑っていると、なんだか自分も暑くなってくる。部屋が暑いのか?と思うが、体の内側からじんじんと熱が広がっていくような感覚があった。

「…冷房少し下げていい?なんか、暑いかも、」
「うん、暑いね。紗耶香、なんでこんなことしたの?」
「え、?」

裕太はベッドに私を引き摺り込むと、押し倒す形で上に乗ってくる。

「こんなことって何?」
「俺が気づいてないとでも思ったの?そんなに俺を興奮させたかった?薬使って」
「っ…」
「それでまんまと自分も盛られて。隙がありすぎて不安になるよ」
「え?」

裕太は意地悪そうに笑うと、テーブルの上のお酒を指さす。

「気づいたから、仕返ししちゃった」

お酒に媚薬を入れられていたことなんてつゆ知らず、私はいいペースで飲み続けていたのだ。体がじんじんと熱くなり、ぐずぐずと溶けていく感覚がする。

「ごめん、でも、気持ち良くなってほしくて、その」
「いつも気持ちいのに?俺、こんなことされたら優しくできないかもよ?」

見たことのない、獲物を捉えるような目で見つめられる。次の瞬間には、手を押さえられて噛み付くようなキスをされて私は抵抗することもできなかった。

「っはぁ、ん…っ、まっ、て、」
「待てるわけないだろ」

裕太は止まることなく、体のあらゆるところを噛む。

「んんっ、だめ、まって…んあっ!」
「いつもより感じるね」

裕太の舌が体を這うたびに、びくびくと反応してしまう。いつもより確実に敏感になっていて、声も抑えることができなかった。

「服、邪魔、脱いで」

裕太は自分のTシャツを乱暴に脱ぐと、私の服を脱がせた。裕太もいつもより余裕がないのがわかる。

「…今日は紗耶香が悪いから」

「んあぁぁぁ!だめ、んぅぅ…っ、」
「っ、なんでもうこんなにかたいの?」
「っはぁ、うぅ…んんっ、」

裕太が乳首を舐めるだけで、いつもより大きな声が出てしまう。私はただ裕太にされるがままで、喘ぐことしかできない。いつもより体が熱くて、小さな快感も拾ってしまう。頭がぼーっとして何も考えられなくなる。

「うぅ…ゆう、た、おかしくなる…っ、」
「まだだめ」

強く吸われて、背中がしなる。裕太の体も舌もいつもより熱くて、本当におかしくなりそうだった。

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