セックスを楽しめない私に同期がしてきた提案で、新しい自分を知ることに (Page 2)

「…ふぅ〜っ!こら護!ほらあんたの家ついたよ!つかまっていいから早く歩いて!」

仕方なしに私は護を家まで送る。
家が近かったために、タクシーに乗り合いで帰ったりすることも多くお互いの家の所在は既知。

ここまでヨレヨレになることは本当に久しぶりだったため、スーツポケットに失礼して家の鍵を開けベッドまでなんとか連れていく。

「ほら、護!水飲んで。ジャケットも脱いで」

母親か、なんて心の中でつっこみながら脱がせたジャケットをハンガーにかける。

「護、そのままじゃ風邪ひく。服どの段に入ってるの」
「んー…2段目」

お酒も入って少し汗ばんだ体。
このままじゃ寝冷えするからと、服だけは出して着替えさせる間に帰ろうと思っていた。

「2段目ね、2段…え」
タンスの引き出しは5段ある。

上から2段目の引き出しを開けると、そこにはアッチの意味で使う縄やロウソク、それからペニスバンドやら色んなグッズがあった。

戸惑って固まる私に気づいた護が声をかける。

「まゆ?…って、あれ、なんで2段目」
「あ、あんたがっ、2段目って言ったでしょ!服あるの!」

「…あ、ごめん。下から2段目だったのに、言ってなかったのか」

流石に驚きすぎて、まだ上手く言葉を出せない私。

「まゆ、赤くなってる。初めて見た?」
「こんな本格的な物普通見ないわよ」

「ははっ、どもってるかわいー」
酔っ払いにからかわれて、ムカッとした。

「んねー、まゆ?見ちゃったなら、試してみようよ」
「…はい?」

「こういうプレイ、楽しいかもよ?って、喉乾いた…水、飲ませて」

心なしか護の目が潤んでいる気がする…
冷蔵庫に入っていたペットボトルを持ってきて護に渡そうとしたけど…

「んーん、ココからお願い」
そう言って護は、人差し指で私の唇をノックした。

この時の私は、きっとどうかしていた。
言われるまま、勢いよく水を含んで乱雑に護に流し込んだ。

「んっ…」
小さく、護が喉を鳴らす音が聞こえる。
でもそれより大きく聞こえていたのは私自身の心音だった。

「おいしー。けど…」
「!?っえ、ちょっと…!?」

護に手を引かれた私は、そのままベッドに倒れ込んでしまった。
…私が上の状態で。

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