優しいはずの上司にグイグイ迫られた私は、身も心も強引に暴かれる (Page 4)
「私にセフレは無理です!他当たってください!部長なら沢山挙手する人いるじゃないですか」
「何言ってんの。俺佐久間をセフレになんて考えてない」
…じゃあなんでいきなりホテルになんて連れ込んだんですか。
聞きたくない。はっきり聞きたくなんてないけど…
「じゃあ何にするつもりなんですか」
下を向いて小さく言った私の顎に手を添えた瀬戸部長。
強制だけど優しく上を向かされた。
至近距離で視線がぶつかった。
近すぎて目が熱い。
「一生そばにいる関係。は重い…だろうがこれが最終目標」
「はい…っ?」
「そんなことよりこっちに集中して」
「んむっ…はぁっ…ん」
余裕なさげな表情の瀬戸部長が、再び唇を奪う。
寄せられた眉が、眉間のシワがすごく色っぽくて…
自分を求める性急なキスが、頭上に束ねられた両手の指に優しく絡む瀬戸部長の指が、好きって言われてるみたいでむず痒い。
瀬戸部長の膝が私の股に割り込んできた。
下半身を密着させて、スカート越しに前腿で秘所をグリグリと刺激してくる。
「ふっ、んんっ」
私の脚の付け根に、瀬戸部長の昂りが押し当てられた。
私の腰に擦り付けるようにグラインドする瀬戸部長の腰。
え…えろすぎるっ!
何この腰の動き…!
これから私を揺さぶる瀬戸部長を想像せざるを得なかった。
余計真っ赤になったであろう私の顔を見て、唇を離した瀬戸部長がクスリと笑った。
「好きだよ佐久間」
今ですか!?
文句を言いたいけど、嬉しくて何も言えない。
「好きって、それだけですか?返事とか聞かないんですか?」
悔しくて瀬戸部長を睨むと…
「だって、好きじゃなくても絶対に惚れさせるし。第一佐久間も俺のこと好きだよね?」
「自信満々ですね…」
「脈アリかなーとは思ってたよ。確信はなかったけど、最近気付いたんだよね。俺と話す時緊張して手をグーにしてるとことか、ほかの女子社員が来たらハッとしてすぐ去ってくとことか」
自分でも気づいていなかった癖。
「なんの感情もないんだったら、他の人が来たってそそくさ逃げないし、緊張もしないよね?俺そんな強面でもないし逆に優しいって言われてるくらいだし」
私が黙っていると…
「きゃっ!?ちょっと!!」
瀬戸部長が私を抱き上げた。
そのまま歩みを進めてベッドにバウンドし、組み敷かれる。
「佐久間が優しい人が好きって聞いたから優しくしてたんだ。でも、“もっとグイグイ来る方がいい”んだろ?。覚悟しろよ?」
「え!聞いてたんですか!?…って、待って下さい!瀬戸部長っ!」
「もう待たない」
「んっ!ぁあっ!」
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