ふしだらな条件 (Page 3)

隣の部屋から、大きな歓声と歌声が聞こえ始めた。

後藤課長は、驚いている祐実を見つめている。

「私、後藤課長と、あの…セックス…した、んですか?」

「ショックだな、ほんとに覚えてないんだ?俺が祐実さんナンパして、我慢できないから、俺がホテル行こうっていったんだけど、朝早いから帰るって…でも、また会おうって連絡先交換したんだよ?」

祐実はうつむいて話を聞き終えると、そうですか、と愛想なく呟いたが、後藤課長に触れられた場所がじりじりし、身体中が疼き始めていた。

「朝礼で祐実さん見たとき、嬉しかったなぁ…」

席を立った後藤課長は、祐実の目の前で跪くと、パンプスを脱がした。

「あ、あの…」

「乳首とクリトリス…祐実さん弱いでしょ?俺がクリトリス舐めながら乳首触って、あそこに指入れたら…祐実さんの、あの声…」

「や、あっ、ダメですッ」

祐実の両足首を掴んでソファに上げると、後藤課長は素早い動作で、太ももまで下ろしたパンティを脱がした。

「ぁああぁんッ、ぁああ…」

祐実の両脚を大きく広げると、後藤課長は愛液で濡れる秘部に顔を近づけ、舌先で舐めた。

「あッぁ、ああぁ、はぁぁあんん」

秘部に顔を埋めた後藤課長は、唇でひだを吸い、入口に舌先を入れ、喘ぐ祐実の腕を取り濡れているわれめを触らせた。

濡れて硬くなったクリトリスに触れ、祐実は淫らな喘ぎ声を出した。

「祐実さんのその声…俺ずっと聞きたかった。もっと、大きな声で聞きかせて…」

快感で虚ろな目をしている祐実の唇に、後藤課長は下から噛みつくような激しいキスをしながら、立ち上がった。

「祐実さん、オナニーして」

「その、ひとりエッチ…じゃないと、だめ…ですか?」

「今から俺んち行っていいの?」

「違います。そんなつもりじゃ…」

「期待させるようなこといわないでくれる?」

後藤課長は足首から手を離して立ち上がり、祐実が座っているソファの背に両手を置き、見下ろしている。

ソファの上に置いていた右手を祐実が上げた瞬間、後藤課長は頬を優しく掴みあげ、視線を合わせた。

「俺、祐実さんの顔が見たいんだよ。だから、俺見ながら、オナニーして」

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