会議室3の鍵   (Page 3)

ナナミの中で指を泳がせながら、谷崎は背にしているガラスから隣のビルを見た。

「スマホ向けられてるのか。どうする?撮られてたら。いっぱい溢れてきてんじゃん…」

乳首から手を離し、入れていた指をゆっくり出すと、谷崎はナナミの太ももを椅子に上げて両手で開こうとした。

「ナナミって見られたら興奮するんだ?」

「マサキさん…や、恥ずかしい」

谷崎の力に抵抗しながら、か細く呟いた。

「ナナミ、見て…」

潤んだ目をしたナナミは、自分の下半身の前で跪いている谷崎と目を合わせた。

「俺じゃなくて、こっち…」

「ぁあぁあああぁんぁッ」

谷崎は長い指を秘部の中にじわじわと入れているのを、ナナミに見せつけた。

自分の秘部の中に谷崎の指が吸い込まれていくのを見ながら、ナナミは目と中で感じ、喘ぎ、背もたれに身体を預けた。

「恥ずかしいっていいながら、前より濡れてるけど?」

谷崎は、ナナミの気持ちいいところを外して焦らし、指を増やした。

「まだ見られてる?」

喘いでいるナナミは虚ろな目をして、ガラスの向こうのビルを見た。

「だめ、マサキさん、や、人が…」

谷崎を見るナナミの顔は紅く、汗でブラウスが胸に貼りついて乳首が浮き立っている。

「見られる、っていうと中がピクピクするけど…指だけでいいの?」

谷崎は微笑むと、濡れて光るナナミの秘部に吸いつき、入り口の周りを舌で舐め回した。

「んんぁあああぁッああぁぁッぁぁ」

秘部の中に指を入れ、溢れている入口の愛液を舌が拭い、ナナミの喘ぎ声が変化する。

唾液と愛液を混ぜながら、谷崎は味わうように膨らんでいるナナミのクリトリスを吸い上げた。

さらに高く喘ぐナナミの中で、谷崎の指は気持ちいいところをリズム良く押した。

谷崎は指を抜き立ち上がると、充血しているソレをナナミの口に入れた。

「んんンんんッ」

「ぁあああぁ、うッ…」

ナナミの後頭部を持ち、谷崎は振り返って、隣のビルを見た。

「うぅッ…んぁッ、口、あッ気持ちいい…」

アイラインを滲ませているナナミは、口の中でカリを舌先で遊ばせ、谷崎を上目遣いで見ている。

じゅるっという音が谷崎のをさらに刺激する。

眉間に皺を寄せて呻いた谷崎は、ナナミの口の中からソレを出し、

「俺、こんなに、いやらしいナナミ…人に見せたくない」

といい、ナナミが座っている椅子をテーブルのほうに蹴飛ばした。

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