年上美人と楽しげに話す彼氏に嫉妬が爆発。彼の部屋に着いたら即、押し倒して誘惑しちゃった。 (Page 2)
ゆっくりと舌を絡められて、少し唇を離してはまた甘く口付け合う。
この、優しく、徐々に深くなっていくキスをされる度に頭がフワフワして気持ちいい。
…でも。
これを教えたのって…あの人…だったりして。
そんな事を考えてしまったら、ズキッと胸が痛くなって、嫉妬でモヤモヤして、思わずふっと顔をそむけてキスを避けてしまう。
「えっ?嫌…?」
不安気にそう聞かれる。
嫌なわけない。
でも、大好きな彼が他の女の人とキスするイメージが思い浮かぶのが辛くて、ぎゅっと唇を噛み締めてしまう。
「…私から、したいの…」
そう言って、奏太を半ば強引に玄関のフローリング側に座らせて跨って、押し倒して口付ける。
「…っん」
自分から舌を入れて、絡めて、口内を愛撫する。
ぎこちなくて子供っぽいのかもしれないけど、私の感覚だけ覚えて、私だけ見て欲しい。
唇を離して、そんな事を考えながら熱く見つめてしまう。
舌を絡ませながら大きくなってるモノを服越しに撫でるとビクッと反応された。
「…きもちい…?」
手をゆっくり動かしながら、熱く見つめてそう尋ねる。
「…き…もちぃ…」
興奮気味にそう返されて、感じてくれてる事に嬉しくなってしまう。
もっといっぱいいっぱいになって欲しい。
余裕なくして、私で頭いっぱいにして欲しい。
けど、ここからどうすれば良いんだろう。
色っぽく責めて誘惑したいのに、分かんないよ。私、奏太しか知らないもん…。
いきなり知識切れで焦りを募らせているのを悟られたのか、心配そうに微笑まれてしまう。
「あのさ、あの人は…」
突然、奏太にそう言われてドキッしてしまう。
奏太の言葉を続けさせない様に、思わずキスで口を塞いで舌を絡めた。
「…んっ…」
頬を、髪を撫でて、舌で口内を探ってそっと唇を離す。
「他の女の話、しないでよ…」
そう小さく言って縋るように見つめる。
「私のことだけ見てよ」
そう言いながら、ワンピースの胸元のボタンを外して大きくはだけさせて、ブラジャーだけの姿を見せつける。
自分からこんなことするの恥ずかしいけど、このくらいしたら、もう私しか見えなくなってくれたりしないかな。なんて期待してしまう。
…と。
「…もうっ、なんで笑うの!」
こっちは必死なのに、ニヤニヤするのを耐えてるような表情にムカついて、思わずほっぺたを引っ張ってしまう。
「いっ…わらっへ…なひっ…!」
「笑ってる!」
あたふたする奏太を気にせず攻撃を続けてしまう。
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