「こっち向いて」あなたの声と言葉に濡れる (Page 2)

 

美優はグラスを持つと、頬杖を付いて挑発的な目を向けている啓吾を見ながら、グイっと飲み干した。

私が全部飲むと席を立ってバーを出るのだろう、美優は啓吾の目を見つめながら思った。

啓吾は美優を待つかのように、指を絡ませた手をスカートの裾で遊ばせていた。

「何かイベントで来られたんです?」

「同窓会です。啓吾さんは?」

「結婚式の司会です」

「そんなハスキーな声で?」

「終わった後に掠れたんですよ」

啓吾は、ゆっくり美優の手を離して裾を捲り上げ、ストッキングを触りながらいった。

甘い息が出てしまった美優は、思わずうつむいた。

美優の視線の先には、スカートの裾が捲り上がって、啓吾の骨張った長い指が黒いストッキングのセンターシームを触っているのが見えた。

「ご、ご馳走様でした」

「出ます?」

啓吾は手をゆっくり離して、乱れたスカートを直すと、美優の手を握り直して視線を送った。

「美優さん、少し付き合ってもらえませんか?」

啓吾は手を離して席を立ちながら美優にいった。

「奢って頂いたんで…」

「よかった…カクテル奢って」

啓吾はすぐに会計を済ませ、バーのドアを開けて美優を待っていた。

「すごく濡れてましたね…」

お辞儀をしながら啓吾の前を通り過ぎると、掠れ気味の心地良い声で美優にいった。

啓吾はドアを閉めると、歩いて行こうとする美優の腕を引っ張って唇を奪った。

驚く美優のリップは舌で舐めとられていき、唇の中に舌が入って絡ませた。

啓吾は唇を離すと甘い息を吐き、美優の顔を撫でている。

「あぁッ…」

ストッキングの上から濡れたパンティの秘部の入口をグイっと指先で押し当て、クリトリスを触った。

「私のせいですか?」

テレビで見る顔が近付き、美優は顔を紅くして、咄嗟に顔を背けた。

「行きましょうか」

「どこへ?」

「すぐそこですよ」

エレベーターの下のボタンを押して、啓吾は微笑んだ。

誰もいないエレベーターに乗り込むと、啓吾は美優の唇を荒々しく奪った。

「んンん…」

素早くスカートの裾の中に手を伸ばして、濡れたストッキング越しのパンティを力強く触った。

「美優さん…はァ…さっきより濡らしてる…」

「ぁあァっ…あぁ」

「…その顔…私がこうしてるせいって、思っていいですか?」

掠れた声で啓吾はいうと、エレベーターが止まり、美優の腕を取って同窓会が終わったホールに入った。

啓吾は美優にキスを浴びせながら、歩いて行った。

隅にポツンと置いてあった丸いテーブルに、啓吾は美優を押し倒した。

啓吾の手がストッキングとパンティに伸びて、美優は抵抗し脚を閉じた。

「美優さん、同窓会で好きな人には会えたんですか?」

「啓吾さん…ダメ…」

啓吾は抵抗している美優のストッキングとパンティをゆっくり下ろし、足首で止めた。

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