セックスの世話係~絶倫すぎるあいつがクセになる~ (Page 2)

しんは極度のめんどくさがりで、カップ麺にお湯を入れることさえやりたがらない。

そんなしんがサンドイッチを作った!?

すごい進歩に驚きと喜びで胸がいっぱいになり、ドキドキしたり、ムカついた気持ちは忘れていた。

一口食べるとマーガリンは塗ってなく、本当にチーズとハムがのっているだけのサンドイッチだった。

それでも作ってくれたのが嬉しくて、私は美味しい美味しいと食べ尽くした。

「美味しかったよ、ありがとう。また作ってね」

「まぁ、あんなんでよかったら」

美味しいと礼を言われて、しんも少し照れていた。

「ていうか、さっきなんで怒ってたの?」

「え、何また急に!さっきのことなんてどうでもいいでしょ!」

「やっぱ怒ってたんだ」

「ちがっ怒ってなんかないよ」

「…俺がさやかにキスしたこと?」

やっぱり…覚えてたんじゃん!

「それとも間違えたって言ったこと?」

えーえーそれにもムカつきましたよ。

「覚えてないフリをしたこと?」

「…全部だよ!」

やばっ…勢い余って言ってしまった…。

「そっか、俺にキスされて嫌だった?」

「え…驚いたけど嫌ではなかった、かな」

「ドキドキした?」

「そりゃ、あんな状況初めてだったし…」

しんはニコッと微笑んで顔を近付けてきた。

しんの吐息を感じられるくらい近くて、私の心臓の鼓動は一気に速くなった。

「ちょっ、しん近い!」

顔を背けようとすると、しんは両手で顔を押さえてきて、ジッと私の瞳を見つめる。

その視線に耐えきれなくなり、しんの手をどかそうとするが、力が強くてびくともしない。

「冗談もいい加減にして!」

「冗談なんかじゃないよ」

そしてしんは少しずつ顔を近付けて、私としんの鼻が触れ、唇と唇が重なった。

しんに触れられてる顔が熱くて、濃厚な甘いキスにとろけそうで、一瞬我を忘れていた私だけど、すぐに現実に戻った。

「な、何してんの!」

「…嫌?」

「私達、恋人でもないただの友達でしょ。友達とはこういうことしないの!」

「さやかは俺の友達でもあり、姉でもあり、母でもあるでしょ。だから恋人にもなってよ。永遠に俺の世話をして」

「え?どういう意味…ッ」

ソファに押し倒されて、またキスをされた。

強引なのに優しく、求められているのがわかる。

舌先から伝わる体温が熱くて熱くて、私を溶かしてしまうんじゃないかと錯覚した。

この錯覚が私の中のブレーキを緩め、身体がGoサインを出してしまったのだ。

しんに身を委ねろ、と…。

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