純白に溶ける夜
結婚式前夜、純白のドレスをまとったまま、愛する人と心も身体も深く溶け合いひとつになる。私の胸を満たすのは、二人の未来への期待と止まらぬ愛の温もり。永遠の誓いを前に、甘くて幸せで濃密な美しい一夜を…。
パシャ、パシャ、パシャッ。
神聖なチャペルをフラッシュの光が照らし、シャッターを切る音が鳴り渡る。
今日は私たち2人の結婚式の前撮り。
二人で時間をかけて選び抜いた純白のウエディングドレスを見に纏い、シャッターが切られる度、一生に一度の特別な幸せに浸っていた。
「お疲れ様でしたー!素敵なお写真たくさん撮れましたよー!お着替えされますか?」
「せっかくなんでもう少し美亜のドレス姿見てたいなぁって」
カメラマンさんの問いかけに笑顔で返す健。
「ほんと、美亜さん愛されてますね♩それでは明日の挙式もよろしくお願いします。今夜はごゆっくりお休みくださいませ」
『ありがとうございました』
2人きりになったチャペルで見つめあって、長い口づけを交わした。
「せっかくだしこのまま部屋に戻ろっか」
ドレスのままホテルの部屋へと戻ってきた私たち。
『ずっと忘れないでね、この先おばあちゃんになっても私の1番綺麗な花嫁姿』
「忘れるわけないって、こんな綺麗な美亜。いっつも綺麗だけどさ、今日は今までで一番綺麗」
『そんな褒められたら照れる///でも、ありがとう』
「ほんと…どうしよう…俺、ちょっと我慢できない」
『それってどういう…』
「ちょっとだけ…抱きたいなぁって」
『ちょっとで終わる?』
「うーん、無理かも」
『せっかくのドレスが汚れちゃうよ』
「いいよ、汚れたって。そのために前撮りドレスは買って持ち込みにしたんだから」
そう言って健は私をベッドに押し倒して、覆い被さったまま私の唇を優しく奪った。
互いの舌を絡め合って、深く、甘く。
『ん…ふぁ…』
数え切れないくらいのキスに、溶けそうになる。
そっと唇を離すと、銀色の糸が二人の唇を繋いでいた。
「ここも、ここも、俺の女ってキスマークいっぱいつけたいけど…明日は大事な結婚式だし度…俺にしか見えないところに♩」
首筋と胸元を甘い手つきでなぞりボリュームのあるスカートをたくしあげると、私の片脚を肩に担ぎ内腿にキスを落としていった。
白い肌に赤い華が次々と咲いていく。
私は健につけてもらう、愛の印が大好きだ。
私の身体すべてが健のモノだという気持ちになれて。
『…ぁ…んッ…』
「ほんと、綺麗」
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