君と奏でる夜想曲
ティーンズ漫画を描いている私がスランプで描けなくなってしまう時は、いつも編集者の文哉くんに抱いてもらう。なんて、そんなのただの口実で、本当は彼とただシたいだけ。Sっ気のある彼にいじめられて、私は満たされていく。
「先生、原稿ください」
『ごめんなさい…まだ描けていなくて…』
すごくいい声、整った顔立ち。
初めて会った時からずっと彼に魅力を感じていた。
「またですか?締切に間に合います?」
『いつもみたいにシてくれたら』
あなたの声を聞くと、あなたの顔を見ると、私はダメみたい。
あなたがいると、どうしようもなく…
子宮が疼くの…。
「またですか?先生はほんっとに手が焼けるんですから」
そういうと彼は私をベッドに押し倒した。
私は成人女性向け、所謂ティーンズラブの漫画を手掛ける漫画家だ。
たまに、どうしても描けなくなる日が来る。
そんな時はいつだって、編集者の担当である彼に抱いてもらうのだ。
『ねぇ…はやく…』
「そんなに僕に抱いてほしいんですか?」
『うん、だから…』
彼の熱が欲しくて、もうどうしようもなくて…。
そんな私に文哉くんは触れるだけのキスをした。
一度唇が離れると、私の瞳を見つめ、もう一度優しいキスを繰り返す。
「欲求不満になってる先生、可愛いです」
『文哉くん…』
「先生は僕にどうしてほしいんですか?」
甘く低い声で囁かれ、心臓がトクンと跳ねた。
『どうしてって…そんなのわかるでしょ…』
「さぁ?言ってくれないとわからないです」
『もっと…触れてほしいなって…もっと激しく、いっぱい…』
言っておきながら、自分の大胆な言葉に今更恥ずかしくなってしまった。
「いいですよ。先生が欲しいだけ、僕をあげます」
文哉くんは優しく微笑むと、再び唇を重ねた。
さっきのとは違う、互いの舌が絡み合う深いキス。
唾液が混ざり合って、ひとつに溶け合うような、そんな甘く痺れる長いキス。
『んんッ…あッ…』
少し息苦しくなって、彼の暑い胸板を押してみるけれど、彼はやめてはくれない。
まるで、余裕のなくなっていく私を弄ぶように…。
私の太腿をなぞりながら、ゆっくりと秘部に手を伸ばす。
布越しに指で厭らしく撫であげられると全身が快感で粟立ち震えた。
「先生のココ、もう濡れてますよ」
長いキスから解放され、身体が酸素を求めているのに、ゆっくり呼吸を整わせてももらえない。
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