お仕置きが絶頂すぎる～甘くて危険な香りの誘惑～

高校時代は楽しくて自由気ままに過ごして、時には恋愛もしてドキドキワクワクして、青春を楽しんでた。

しかしその6年後の今、仕事で忙しくて恋愛する暇もない。

仕事が終わって帰宅する頃には疲れきっていて、お風呂にも入らずにバタンキューなんてことも多々ある。

休日も日頃の疲れから寝てばかりで外出なんてたまにしかしない。

24歳女子、これでいいのだろうか…

今は恋愛よりも寝ることの方が大事。

2年付き合っていた彼氏とは、私がこの会社に入ってすぐに別れてしまった。

理由は仕事が多忙すぎて平日は会えない。休日も約束していたのに私がドタキャンする頻度が多くなってしまった。

ドタキャンと言っても疲労困憊で起きれなくて…行きたい気持ちはあったんだけど…

理由を言っても許してはくれなくて、私は振られてしまったのだ。

寂しさを埋めたくて、より一層仕事に専念してたらあっという間に2年が経ってしまって、気付けば私は24歳。

あ～このまま恋もできず、仕事に生きる女になるのかなぁ…

そんなことを思っていたら、友達から連絡が来て、高校時代の同窓会が開かれるから行かないかと、お誘いがあった。

ちょうど仕事が休みだったし、何より懐かしいメンバーに会いたくて誘いを受けることにした。

あの人は来るだろうか。

私の初カレの人で初エッチの相手。

高校卒業してすぐに県外に引っ越してしまった菊池くん。

離れ離れに耐えられる自信がなくて別れたけど、暫く彼のことは忘れられなかった。

携帯の番号は今でもメモリーに入ってる。変わってるかもしれないけど。

県外に行ったから同窓会に来ることはないか…と思いながらも、どこかで来るんじゃないかと期待してる自分がいた。

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～同窓会当日～

念入りにメイクして髪の毛もコテで巻いてふわふわにしてサイドを編み込みにして女らしさを演出した。

服装は白いノースリーブワンピにピンクのカーディガンを羽織る。

いつもは軽くメイクして髪はアップにして、バリバリのスーツ姿で仕事に行ってたけど、今日のために服を新調してメイクとヘアの勉強までして、なんとか女性らしく仕上がった。

これも全て菊池くんに会えた時にかわいいと思ってもらいたいから…

そんな私の気持ちはつゆ知らず、菊池くんは同窓会になかなか来ない。

やっぱり来ないかぁとがっくりしてたら彼は突然現れた…！