指先からほどける、誰にも言えない秘密 (Page 2)
「今日の美結さん変だよ」
涙目になりながら百合が美結に訴えかける。
「そんなことないよ。百合ちゃんの考えすぎ」
百合の呼吸が浅くなる。
オイルで濡れた指先が、際どい場所をかすめるたびに、百合の身体が小さく反応した。
「敏感になってるね」
耳元で囁くと、百合は恥ずかしそうに顔を伏せる。
それでも拒むことはない。
「こっちもほぐしてみようか」
百合の下着に手をかけ、スルッと脱がす。
「あっ、だめっ…」
百合の静止を無視して、美結はどんどん百合を攻めていく。
「ほら、こんなにびちゃびちゃになってるよ。大丈夫?」
しっかりシミができている下着を見せながら、美結はいじわるそうに微笑む。
顔を真っ赤にして俯く百合。
そんな姿をみると、美結は自分のなかの欲望が静かに目を覚ましていくのを感じた。
*****
「そういえば、新しく入荷したマッサージ機があるの、使ってみない?」
美結の手には、箱に入ったままのマッサージガンがあった。
「えっ?それ、どこにつかうの?」
ほてった身体から、一生懸命平静を装って声を出す百合。
そんな健気な姿に、美結のイタズラ心はくすぐられていた。
「もちろん、ここだよ」
そういうと、百合の足を思いっきりグッと押し倒し、大きく開脚させた。
百合のお口がはっきりと見える。
まだ、少し触れただけなのに、愛液が溢れ出ている。
美結はマッサージガンを箱から出し、手早くセットすると最弱モードにセット。
ゆっくり美結の足へ当てた。
小さく震える振動が、静かなサロンに低く響く。
弱い刺激から確かめるように。美結はそっと太ももへマッサージガンを滑らせる。
膝の上、内腿そして足の付け根。
優しく細やかな振動が、百合の足をじんわりと揺らしていく。
入念に足の付け根をほぐし、しっかりと百合の愛液が溢れていることを確認する。
「こっちも、ほぐそうね」
そういうと、美結はしっかりと百合の足を抑え、ぷっくりと膨らんだクリトリスへマッサージガンを押し付ける。
「んあぁぁ…待ってっ」
いままで聞いたことのない、百合の色っぽい声が響く。
抑えている足を一生懸命閉じようと抵抗する百合。
しかし、動けば動くほど、マッサージガンが強く百合のクリトリスを刺激する。
「あんっ、あぁぁ、だめぇ…」
叫ぶような声で、百合は果ててしまった。
*****
「あれ?いっちゃった?」
美結がいじわるに問いただす。
百合は顔を真っ赤にして、小さく頷く。
「まだまだ、最弱モードだよ。ほら、コリも全然ほぐれてないし」
そう言いながら、美結はさらにマッサージガンを百合に押し当てる。
「待って!むりむりむり!イッたばっかりなのに…あぁぁ…」
身体をビクビクと痙攣させながら感じる百合。
だらだらと愛液が溢れる様子をみながら、美結の身体も熱くなっていた。
マッサージガンのパワーを強めると、美結は百合のお口にマッサージガンを沿わせた。
そして、しっかりと濡れている美結のお口の中に、先端を押し当てる。
「あっ、あっ、ああぁぁぁ…」
百合の叫ぶような喘ぎ声がサロンに広がる。
ビクビクっと百合が震えたと同時にマッサージガンを抜き取る。
すると百合の太ももを透明な熱がつうっと伝わっていった。
大きくシーツを濡らす百合。
「潮吹いたね」
百合に伝えると、力が抜けるように息を漏らしながら
「潮吹いたの初めて。こんなに気持ちいいのも初めて」
ぐったりと力を抜きながらも、百合の頬は熱を帯びたままだった。
乱れた呼吸を繰り返しながら、まだ身体の奥に残る甘い痺れを確かめるように、小さく脚を震わせている。
シーツを握る指先には力が入らず、とろけるような視線で美結を見上げた。
「だめ……まだ、身体が変……」
かすれた声には、戸惑いよりも余韻に溺れる甘さが混じっている。
美結はそんな百合の髪を優しく撫でながら、静かに微笑んだ。
*****
「じゃあ、また来週ね」
何事もなかったようにサロンを出ていく百合の背中を、美結は静かに見送っていた。
けれどドアが閉まった瞬間、百合はそっと足を止める。
太ももの奥には、まだ消えない熱が残っていた。
夫に抱かれた夜とは違う。
女の指先だけで崩され、何度も乱された快感。
思い出すだけで、呼吸が浅くなる。
スマホが小さく震えた。
『来週も楽しみにしてるね』
美結から届いた短いメッセージに、百合の頬が熱くなる。
誰にも言えない秘密を抱えたまま、百合は静かにスマホを胸へ抱きしめた。
Fin.
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