淡白だと思っていた彼氏が一人でシてて… (Page 4)

がつがつと腰を打ち付けられて、私は武士に抱きついて嬌声を上げる。深くキスをされながら、混ざりあう吐息は熱がこもっている。奥を打ち付けられるたび、汗がシーツに染み込んでいく。

「あ、もう無理、イク、イッちゃう」

「俺もっ」

一段深い絶頂の波が身体をさらっていく。体の中で燃え盛っていた熱が一気に弾けた。

「ああん、イッちゃう、あぁあんっ!」

「くっ…あっ」

ナカがきゅーっと締まると同時にナカのモノが脈を打った。無意識に武士の腰に回していた脚からも力が抜けていく。眦から零れ落ちた涙を拭って、武士が微笑んだ。

*****

「最後の最後に大しゅきホールドとか俺を殺す気か。可愛すぎて壊したくなった」

「え、な、なんでかな。無意識的に?あれだよ、えっと、本能的なあれ」

頭を抱える武士に私は慌てふためいて釈明する。本当に無意識で、したことがないとは言わないけれど気が付いたらって感じで。無意識だった以上本能的なものだろうとしか説明できない。

「いいけど。無理させたね、ごめんな」

「あー、えっと、いつもこれぐらいでも構わない…」

恥ずかしくて徐々に声が小さくなった。それでもちゃんと聞こえていたらしく、驚いた顔された。ここまで感じることもだけど、いつもよりすごく激しかった。そしてそれが良かった。

「こういうのって受け入れる方が負担大きいっていうじゃん。あんま無理させたくなかったというか、ちゃんとセーブしないと、抱き潰しそうで単純に怖かったんだけど…。言っても怒らなかったよ?不満あるなら言って、善処するから。俺のこと諦めたり、捨てたりしないでね」

「それ全部私のセリフなんだけど。エッチな彼女でごめんね。でも、嫌ったり捨てたりしないでね」

ぎゅっと抱きしめて頭を撫でてくれた。特に返事はなかったけれど、行動こそが最大の返事だった。頬を撫でられ、キスをしながらまた私は武士の首に腕を回す。

「もう一回シよ」

そう耳元でささやかれ、こつんと額を合わせられる。

「いいよ」

私たちはくすくす笑いながら乱れ切ったシーツの海にまた沈んでいった。

Fin.

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