ホテルで責めつくされる、彼との秘密の夜。 (Page 2)
「んんん…あぁぁ…」
彼の指が私のいやらしい液体にまみれ、もうふやけそうになる頃、ドスンと大きな刺激がきた。指では届かなかったところに、熱くて大きな塊を感じる。ふーっと彼の吐き出す息が聞こえた。
「そんなに絞めつけないで」
「だって…」
彼がゆっくりと腰を動かす。両胸を揉みながら…。窓には、裸ですべてをさらけ出した淫らに絡み合う自分たちが映っている。いやらしい。ねっとりと、なんて いやらしい私たち…。
「はっあぁっぁぁぁぁぁ」
あぁぁ気持ちいい。腰がムズムズするような感覚。気持ちいい。
「はっあっ…あっ…」
彼が私の腰に手をかけて持ち上げる。
「まだだ…あっ…あっ…あぁ…」
腰を振りながら私の右胸を痛いほど強くつかみ、自分のほうに引き寄せようとする。その痛みがまた気持ちいい。
「はっっんっっ…」
無言で激しく腰を振る。私の下半身はもうじんと痺れていてとても敏感になっている。
「あぁぁぁん…もうだめ…あぁぁぁぁぁぁぁ…ああぁぁ!」
彼の息遣いもどんどん早くなる。ハッハッハッハッと間隔が短くなる。
「ンんんんん…あぁぁぁ」
後ろから私をぎゅっと抱きしめ、熱くなったペニスを強く押し付ける。二人が絶頂にたどり着いた瞬間、私の中に温かいものがどっと広がった。言葉もなく、彼は私を後ろから抱きしめたままでいた。
アソコが生きているみたいにどくどくと動いている。しばらくして、彼はペニスを引き抜いた。同時に床に二人の交わった液体がこぼれ、私の太もも辺りも愛液にまみれた。
「もう一回、したい」
少し乱暴に彼は私を自分のほうに向けて強く抱きしめた。激しかった動きに、まだ彼の胸はドキドキしている。温かく分厚い胸板。その胸をまさぐっていると、急に唇を重ねてきた。口をこじ開け舌が入ってくる。レロレロと舐め回し、私のすべてを食べてしまいたいみたいに。私は息苦しくなって唇を離す。
「少し、夜景を見てからでいい?」
「もちろん。夜は長いから」
彼はそう言って私の胸に手を伸ばした。下から上に向けて持ち上げるように揉み回し、乳首をいじる。
「あぁぁん…」
「柔らかいね」
触っているうちに、彼のペニスはまたすぐに固くなってきた。私はちょっと苦笑い。
「元気ね」
たぶん照れ臭そうに彼は笑った。たぶんというのは、お互いに目元に仮面をつけていて口元しかその表情はわからないからだ。もしかしたら、芸能人の誰かかもしれない。こんな口元のタレントがいたような気がする。でも、私はプロ。お客様の秘密は固く守ります。
Fin.
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