官能小説を読んでいるのが男友達にバレました (Page 4)

ちゅっととがる先端を唇で食まれ、舌で転がされる。胸の刺激に気を取られているうちに太腿を撫でられて、ストッキングと一緒に下着も脱がされてしまう。
軽く撫でられただけでぴちゃりと音がした。忍の長い指が蜜を掬い下から上に撫で上げる。

「あっ！」

とめどなく溢れる蜜を存分に纏い、滑りの良くなった指で何度も撫で上げられ、切なさによく似た何かが腰を震わせる。床に押し倒され、ぐっ膝裏に手を掛けられ、大胆に脚を開かれスカートの中に忍の頭が潜り込む形となる。

「あっ、やあっ！こ、なの、恥ずかしい…」

「スカート短いんじゃね？隙が多すぎんのも困るな」

「やだぁっ、そんなとこでしゃべんないで…」

忍がしゃべるたびに吐息がかかり、そんな些細な刺激だけでナカからとろりとした蜜が伝う感覚がした。部屋の電気が眩しくて目を細めるとほぼ同時位に、入り口の浅いところに舌が入り込んだ。ぴちゃぴちゃと聞いてるだけで、体がぞわぞわする音を立ててかき回される。
頼りないぐらいに切なげな嬌声がこぼれる。舌の動きはそのままクリを引っかかれ、背筋がしなった。

「あ、あぁあんっ！あ、一緒にしたらぁっ！」

「ん、いいよ。イって美鶴」

その言葉と共に指も舌もさらに激しくなった。溶け切った頭に浮かぶのはなぜか怖いだった。足元が頼りなく感じる浮遊感、自分の身体の境目すらも曖昧になるような感覚、強い快感。そのすべてが身体の中で混ざり合って、あふれるように弾けた。

「あ、あ、イくっ！あああんっ！」

舌と指が離れ、今までせき止められていた蜜がこぽりと音を立てて溢れた。
スカートを取り払われ、力の抜けた手を取られ、窮屈そうにテントを張っているモノに触れさせる。手のひらに伝わる布越しとは思えない熱にドキリと胸がなる。衣服をすべて脱いだ忍は親指で私の唇をなぞった。

「口でシてよ。得意でしょ」

「え、なんで知って…」

「美鶴の元カレがすげー自慢してたし。ゼロから仕込んだから俺好みでうまくて最高って」

確かに元カレが自分好みに仕込んだんだけど、そんなこと他の人に吹聴してることも知らなかった。忍が言った隙が多すぎるに反論ができない。
胡坐をかいた忍。仕方なく体を起こし、目の前で勃ち上がる忍のモノにちゅっと軽くキスをして、鈴口に舌を這わせ、ゆっくり咥えていく。浅く時に深くストロークすると、忍の表情から少しづつ余裕が消えた。きゅっと結んだ口から時折零れ落ちる息を短く吐く声。

「はっ…、美鶴もういい。離して…」

「出して」

「お願い、口じゃなくて美鶴のナカでイきたい」