同級生からの誘惑 (Page 2)

 円形の広いダブルベッドに寝かされた美咲は、じっと幸太を見つめた。

 幸太もじっと美咲を見つめている…。

「ねぇ、僕にぶつかったのってわざとだろ? 」

「どうして? 」

「いや、特に理由はないよ。だたね…」

 スーッと幸太の顔をが近づいてきて美咲はちょっとだけ目を見開いた。
 
 そっと人差し指で美咲の顎をとった幸太は、ちょっと意地悪そうに微笑んだ。

「僕もわざと君にぶつかったから、君も同じだったら嬉しいって思っただけ」

 
 なに?どうゆう事? と、美咲が聞き返す前に幸太の唇が美咲の唇を塞いだ。重なった唇から幸太のぬくもりが伝わってきた美咲は、ギュッと腕にしがみついた。

スルッと幸太の舌が入ってきて美咲の口の中を覆い尽くしてしまう。息継ぎをするのも惜しむくらい激しいキスを繰り返され、美咲が幸太の首に腕を回すと唇が離れて美咲の首筋に這ってきた。
 
そのままバスローブの前を開かれた美咲は、ハッとして両手で前を隠した。

「何? やめる? 」

 そう尋ねられると美咲はギュッと目をつむっていた。

 誘ったのは私だけど…。

「大丈夫だよ何も気にしなくて」

「え? 」
 

 ゆっくりと目を開けた美咲の視界には、優しい眼差しで見つめている幸太の表情が写った。

「見せてくれる? 僕に全部」
 

 そう言われると美咲の手が緩んだ。
 
美咲の両手が開かれると、開かれたバスローブの向こうに透き通る白い肌にマシュマロのように柔らかそうな大きな胸が見えてきた。

だが同時に、美咲の左胸に残る生々しい傷跡も見えてきた。

 幸太は何も言わず美咲の鎖骨に唇を這わせてゆき、マシュマロを包み込むように揉みながら桜色の先端を指先でクリクリとさせてゆく。そして、美咲の傷跡に優しく唇を這わせた。
 
その快感に美咲の小さな吐息が漏れてきた。

「声、聞かせて。ずっと、我慢していたんでしょ? ここには僕しかいないから、我慢しなくていいよ」

 幸太の言葉が小さな美咲の吐息が大きくさせた。
 
 鎖骨から胸に降りてきた幸太の唇が、美咲の桜色の先端に触れた。
 ギュッと唇で桜色の先端を包み込まれ、舌先で触れられると美咲の体が大きく反応した。その反応を楽しむかのように幸太の手が美咲の胸を包み込むように揉んでゆく。それと同時に激しく揉まれたり、桜色の先端を唇でギュッと吸われたりを繰り返されると、じんわりと清らかな川の蜜が下肢を濡れ落ちる感覚が伝わるのを感じた美咲はギュッと足を閉じた。

 スルッとバスローブの紐がほどかれ、幸太の手がクロッチ部分に触れた。

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