最高の恋の手引き (Page 4)

とろとろ零れる蜜をまとった指がクリを擦り上げる。そのたびにぴくんと体が震える。内ももを甘噛みされ、とめどなく溢れる蜜を舌先で掬われる。

「あ、そんなところ…、竹下主任…」

「俺の下の名前覚えてる?今はそっちで呼んで」

そういわれ、ためらいがちに名前を紡ぐ。

「えっ、実、さん…」

「いい子だね、正解だ」

その言葉と共に、下から上へと舐め上げられる。尖らせた舌がクリに当たる。大きな手に太腿を撫でられ、ぞくっと腰が震えた。

膨らんだクリを唇で食みながら、ぬかるんだナカに指が差し込まれた。入り口を少し擦られただけでナカがきゅと締まる。蜜の助けを借りて深く差し込まれた指がざらりとした部分を擦った瞬間、先ほどより強い快感が体を包み込んだ。

「や、あっ、いいっ!んんっ、はあ、あっ!」

二本、三本とあふれる蜜をまとった指がナカを擦る。舌でクリも愛撫され、快感にあふれる声が止められない。嬌声も高くなり、まつげに涙のしずくが引っ掛かる。

「俺の指締め付けて離そうとしない」

「あ、だめっ、そ、そんなに擦ったらぁっ、ああんっ!あ、イクッ、イッちゃう」

「ん、いいよ。イって、弥生」

いつもからは想像できないぐらい艶を含む声でささやくように耳元で言われ、タガが外れた。出口を探して体中をめぐっていた熱と快感が弾けた。

「あ、ああん、イク!ああぁあぁん!」

涙がぽろぽろっと零れ落ちる。力の抜けたからだから、指が抜かれ大量の蜜がこぷりと零れ落ちた。指の間で糸を引く蜜を舐めとるのを見て、その色気にぞくりと腰が震えた。逞しく勃ちあがるモノに避妊具をかぶせていく。この先を想像してまた急とナカが締まり、蜜がこぼれた。

「挿れるよ」

「ん、来て…」

頬を伝う涙を唇で拭われる。唇を重ねながらぐっとナカを押し広げていく。初めて受け入れる質量に圧迫感を覚えたのは一瞬で、あっという間になじみ受け入れ、もっともっととねだる様にぴったりと吸い付き、きゅうぅっとナカが締まる。

「は、そんな締めるな。甘えん坊め」

「あ、甘えん坊で、ホントは甘やかされたかったの」

「ヤバい、可愛すぎる」

その言葉と共にぎりぎりまで抜かれるとともに先ほどより深く突かれた。ゆるゆると律動が始まり、先ほど指で擦られたところをピンポイントで突かれれる。

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