彼氏のエッチが優し過ぎて物足りないと友達に愚痴ったら、そのことを彼氏にバラされて帰りの車の中で激しく愛されて… (Page 2)

まずい。このままでは二人が高嶋君に余計なことを言ってしまう…!そう思った次の瞬間。

「彼氏ぃー、鈴ちゃんは強引に愛されたいんだってぇ。優しいだけじゃ飽きられちゃうよー?」

ベロベロに酔ってる真波が、ヘラヘラ笑いながら突然そんな事を言い出してギクッとしてしまう。

真波余計なことを…!
そう思いつつ、私は恐る恐る高嶋君の方を見た。

「あはは、気をつけます。皆さんも程々にね」

高嶋君はそう返して、いつものようにニコニコしている。

酔っ払いの戯言だし相手にしてないのかな?
そんなことを思って、少しホッとした。

*****

「鈴さん、ここから俺の家のが近いから、今日泊まりで良い?」

駐車場に着いて車に乗り込んでから、高嶋君は助手席に座る私にそう聞いてきた。

「うん…、本当にごめんね。突然こんな遅くに迎えにきてなんて…」

そう返しながら、心から申し訳なくなってきた。

突然夜遅くに電話をかけて、迎えにきてなんて…。

「いいよ別に明日休みだし、会いたかったから」

そう優しく微笑まれてキュンとしていると、そっと頬に手を添えられて口付けられた。

唇と唇が優しく触れ合って、離れた瞬間に目が合って、甘い空気に頭がボーっとしてくる。

そうしていると、彼がゆっくり口を開いた。

「それに、優しいだけが取り柄ですから」

そう言って、少し自嘲気味な笑みを向けられて、ビクッと身体が強張ってしまった。

「…怒ってる?」

高嶋君に、こんな目線を向けられたことも、怒られたこともないから、緊張で少し声が震えてしまった。

だけど彼はそんなことお構いなしな様子で、私の方へ迫ってきて座席を倒してくる。

「高嶋くっ…まって…んっ…」

強引に深く口付けられて、舌を捻じ込まれる。

肩を押さえつけてきた手は、二の腕を撫でて、胸の膨らみへ移動してきて、思わず緊張で胸が高鳴った。

「…っダメだって…」

そう言って彼の身体を押し返そうとするけど、全然びくともしない。

「やめてってばっ…」

そう言って抵抗しようとすると、顎をぐいっと持ち上げられて、強制的に目線を合わせられた。

「強引なのが好きなんだろ?」

そう言いながら鋭い眼差しを向けられて、ビクッと肩が強張ってしまう。

さっきのこと、やっぱり怒ってるんだ。

なんて謝ろうか悩んでる間に、深く口付けられて舌を絡められる。

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