思い出の場所でかつて好きだった人と (Page 2)

「社会科資料室?」

そっとドアを開ける。古い紙の匂いがした。資料室というか、物置っぽいな。なんか無意味にソファーとか置いてあるし。鍵もかんぬきタイプの古いやつだし。ガタガタしたら外れそう。

「誰か使ってんな。こんなマイナーなとこ俺ぐらいしか知らないと思ってたのに」

「ほんとだ、埃っぽくない」

棚に置いてある標本には埃が分厚く積もっているのに、ソファーには埃がほとんどない。明らかに誰かが今現在秘密基地にしているんだろう。

「物置だから誰も来ないし、昼休みとか放課後仮眠しに来てたんだよね。このソファー寝心地いいし」

どっかりとソファーに座った笹原が隣を軽く叩くので、隣に遠慮がちに座る。確かに、絶妙な柔らかさ。硬すぎず、高さもちょうどいい。

「寝心地よさそう。高さといい、柔らかさといい」

「それじゃ、今から試そうぜ」

笹原の顔が近づき、唇が触れた。すぐ離れた唇の感触をたどるようにそっと自分の唇に触れてみた。笹原の唇の端に私のグロスが移っている。

「いやなら、本気で抵抗しろ。今ならまだ冗談で済むから」

理性が抵抗しないとと叫んでいる。抵抗して、冗談で済ませておくのが穏便なのも分かる。でも、どこかで続けて欲しい私がいるのも事実で。迷った時点で答えなんて決まっている。

「冗談とか嘘でも言わないで」

「もう言わない」

さっきの触れるだけとは違う、あの頃なら絶対にしなかったであろう深いキスをする。ソファーに押し倒されながら、笹原の首に腕を絡めた。

*****

はだけた胸の形をなぞるように指が滑る。

「白いな。俺のだって印、映えるだろうな。一個位だめ?」

「だめだよ。だって、体育の授業は最低一回は参加しないとだし、着替えるときちょっとでも見えると困る」

「そうだったな、仕方ない」

ブラが上にずり上げられ、ゆっくりと笹原の手の中で形を変えられる。乳首を甘噛みされ、背中が弓なりに反った。

「あっ、それは…。ああっ、やあんっ、そんな噛まないでっ!」

「シィッ。鍵かけてるけど、あんま大きい声出すと廊下まで響くから。鍵の作りもちゃちだし」

その言葉にバッと手の甲で口を塞ぐ。明日からのこともある、それは不味い。単位に響くし、先生や母校に泥を塗ることになる。

「本当は声聞かせて欲しいけど」

「んんっ、んぁっ、はあっ」

耳元で囁かれて、ゾクリと背筋が震えた。そんな声聞いたことない。
ストッキング越しに太ももをなぞられる。直接触られるより、ドキドキする。破かないように、丁寧になぞられるからか、余計ドキドキする。

「ガータータイプってお前、いたいけな少年には刺激の強い物を。殺す気か」

「ちがっ、朝急いでてたまたま手にとったのがそれだったってだけで…」

「まあ、今は好都合だけど」

クロッチ部分をなぞられただけで、トロッと蜜があふれた。

公開日:

感想・レビュー

1件のレビュー

思い出の場所でかつて好きだった人とのレビュー一覧

  • 全部良かった

    やっぱり、全部良かったです。

    鈴木 さん 2022年7月20日

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