同僚のメガネ男子にポモドーロ・テクニックを教えてもらったら、滅茶苦茶エッチなポモドーロ・テクニックだった件 (Page 5)

「あっ!ああっ!だめぇっ!」

「ああっ…。加藤さん、気持ち良すぎるよ…」

「あっ、ああっ!」

瞳はもはや意味のある言葉を発することができなかった。ただひたすらに喘ぎ続ける。

「あんっ!なんか来ちゃう、来ちゃうのぉ!」

「ああ。俺ももうイキそうだよっ」

真一はラストスパートをかける。より一層激しくなるピストン運動。

「ダメっ、ああぁーっ!!」

そしてついに瞳の絶頂が訪れた。ビクビクと痙攣する膣内。搾り取られるように精を放つ真一。
しばらくそのままの姿勢で呼吸を整える二人。先に動いたのは真一だった。

「気持ち良かったよ…」

「私も…」

瞳は満足げな表情を浮かべていた。

「好きだよ、加藤さん」

「え」

「あれ、言ってなかったっけ?」

「は、初耳です…」

「実は俺、君のことが好きなんだ。頑張り屋さんで危なっかしくて可愛くて…、そんな君に惹かれてた。でも、なかなか告白できなくて…」

真一の顔は真っ赤になっていた。
瞳の目には涙が浮かんでいた。

「わ、私も同じ気持ちです。小山さんの優しさとか、仕事に対する姿勢とか、尊敬してます。いつかちゃんと言おうと思ってたんだけど…」

「ありがとう。こんなに幸せなことはないよ。愛しているよ、瞳…」

「瞳って呼んでくれた…」

真一は瞳を抱きしめると、もう一度キスをした。

「瞳、好きだよ」

「小山さん…、ううん、真一さん…」

二人は見つめ合うと、どちらからともなく唇を重ねたのだった。

*****

それから2時間後。
時刻はすでに零時をまわっていた。

「あああああ!終わらないよう!」

「ずいぶん長い休憩時間になってしまったからね…」

ははは、なんて苦笑する真一を横目に瞳は必死にキーボードを叩いていた。パソコンの画面には膨大な量の文章が表示されている。

「あとちょっとなのに…!」

「落ち着いてやればできるさ。俺だって手伝ってるんだから」

真一は瞳の頭を撫でる。

「それに、こういうときこそポモドーロ・テクニックを使えばいいんだよ」

「こんどはキスはなしですよ?」

「いや、キスはする」

とメガネをキランと光らせる真一。

「ふふっ」

瞳は思わず笑みをこぼした。

「じゃあ5分でできることだけにしましょうね」

「言ったな?後悔しても知らないぞ?」

「望むところです!」

二人は顔を見合わせると笑い合ったのだった。

Fin.

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感想・レビュー

1件のレビュー

同僚のメガネ男子にポモドーロ・テクニックを教えてもらったら、滅茶苦茶エッチなポモドーロ・テクニックだった件のレビュー一覧

  • うーん

    初めてが
    会社の
    事務椅子なんてねー
    ムードモも無いし
    バージンで行けるものなのかしらねー

    あさ美 さん 2022年5月7日

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