水泳のコーチはエッチな兄弟でした

・作

体をほぐすために入会した水泳教室には、幼い頃に仲良くしていた兄弟がコーチをしていた。久々の再会に喜びつつ楽しく通っていたが、突然2人から告白されてそれぞれとエッチしてしまい、ついには3人で…。

「ひゃっ…!やだぁ…っそこ…っ」

「結愛ちゃんは、ここが好きなんだね。じゃあ…もっと」

「やだっ!無理無理、また…イッちゃう…!」

「海斗、結愛ちゃん辛くなっちゃうよ?」

「そんなこと言ってる兄貴だって、さっきから結愛の腰離さないじゃん」

もう…本当にダメ、腰が…足が…頭がフラフラする。

だけど私の意に反して、ナカからはとろりとした蜜が溢れだし、太ももを伝っていく…。

流れ出した蜜を海斗さんが指ですくい取ると、それを敏感になっている中心に撫でつける。
恥ずかしさで真っ赤になる私の頬を海斗が撫で、そのまま唇にキスを落とす。

こんなのおかしいって頭では分かっているのに、身体は2人から与えられる快感に反応してしまう…。
今までにない快楽にハマった私は、もう2人がいないといけない身体になっていくのだった…。

*****

今日もよく働いたな~。

私、倉田結愛は金融会社の事務員として毎日遅くまで働いていた。

1日中パソコンとにらめっこしているせいで、肩と腰はガチガチに凝り固まり、鉄の重りがぶら下がっているような感覚だ。

ネットでマッサージ店を探していると、ふと『体力アップしながら、体を引き締めよう!』の文字が目に飛び込んできた。

凝り固まった体を水泳で伸ばすのも気持ち良さそう…。

それに、たるみつつあるような体もどうにかしたいと思った私は、翌日にはネットで入会の申し込みをしたのだった。

緊張しながら教室を訪れた私は少しホッとする。
なぜなら、フィットネスなど色々入っている今時の大きな施設だと思っていたからだ。

思っていたよりもこじんまりとした感じで、受付の年配女性の対応も柔らかくていい雰囲気。

更衣室に案内され、スポーツ用の水着に着替える。

水着なんて何年ぶりだろう…。
改めて自分の身体を見下ろすと、太ももや胸の辺りなどがムチムチしていて恥ずかしくなる。

私はタオルで少し自分の身体を隠しながらプールへの廊下を歩いていると、向かいからどこか見覚えのある男性が歩いてくるのが見えた。

「あれ?もしかして、結愛!?」

「海斗!?」

なんと幼稚園、小学校まで一緒だった同級生の友達だったのだ。

「わぁ~、すごい久しぶりだな。って結愛いつからここに通ってるんだ?」

「今日からだよ、海斗も水泳してるの?」

ここ、兄貴の水泳教室だよっと白い歯を見せて笑う海斗は昔のまま…。
いや、あの頃は可愛い感じだった。

今の海斗は、180はあるだろう身長に、肩幅がガッチリとした引き締まった逞しい身体になっていた。
先が明るくなった髪が少し日焼けした肌にマッチしている。

大人になったな~なんて思いながら、海斗の今さっきの言葉を思い出す。

「えっ!?お兄さんって、航大さん!?」

大崎航大

海斗にはもちろん、誰にも話したことはないが、3つ年上の彼は私の初恋の人だった。
あの頃の甘酸っぱい気持ちを思い出して、胸がきゅんとする。

「結愛?ボーっとしてどうした?」

私の顔を怪訝そうな顔で海斗が覗き込む。

聞くと、この水泳教室は海斗たちのおじいちゃんが経営していたが、年齢的に難しくなった今、兄の航大さんが経営。

弟の海斗は、兄と一緒に水泳のコーチをしているのだという。

こうして、私は仲の良かった友達にコーチをしてもらいながら、体力アップと体を絞るために頑張るのだった。

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