浮気された私は心の痛みを治療するクリニックへ。白衣の先生は、究極の快楽をくれて

・作

新婚間もないというのに、夫は浮気をして半年間のセックスレス。そんな悲しみを癒してくれるという噂のクリニックへ足を運んだ私を待っていたのは、今まで知らなかったほどの快感。先生の甘い診療で私は心の痛みを忘れていく。

「はうっん!」

「痛いですか?もう少しの我慢ですよ」

痛くなんかない。

さっきから気持ちよすぎて腰が揺れるのを我慢するだけでせいいっぱいなのだ。

「ああ、ここも少し症状が出ていますね。薬を塗りましょう」

そう言って狩谷先生が私のクリトリスをきゅっとつまむ。

「ひああん!」

「ああ、かわいそうに。こんなにひどくなる前に来院したらよかったのに」

そう言って狩谷先生は私のクリトリスに小さくキスをした。

この狩谷医院の噂を聞いたのは半年前。

浮気された心の痛みを癒してくれるという話だった。

浮気なんて遠い世界の話だと思っていた私は、話半分に聞き流していた。

でもそれから一か月、夫の浮気が判明した。

結婚してから、まだ一年もたっていないのに。

傷ついたなんてものではない、もう二度と男性と一緒に暮らすことなんてできないと思った。

実家に戻っても、夫はLINEのひとつも寄越さない。

絶望した私は、狩谷医院に向かった。

「なるほど。それは辛かったでしょう」

狩谷医院は駅前のテナントビルの一室、内科を標榜しているが、カウンセリングも行っているという看板を上げていた。

「辛い気持ちは全部吐き出してしまうのが一番ですよ。ほかにも夫に対して怒っていることがあるのでしょう」

私が日々感じていたさまざまな違和感の話を、狩谷先生は丁寧に頷きながら聞いてくれた。

「あと、恥ずかしいんですけど……」

「なんでも話してください。ここでの話は絶対に外に漏れることはありません」

眼鏡が理知的な三十代前半に見える狩谷先生は優しげに微笑んだ。

「夫婦生活がうまくいっていなかったんです」

「セックスレスですか?」

はっきり言われて、顔に火がついたように恥ずかしさがこみ上げる。

「どれくらいの期間、性交渉がなかったんですか?」

狩谷先生の淡々とした質問のおかげで、落ち着いて答えることができた。

「結婚して一週間もしないうちに、夫は私に触れなくなりました。きっと、その時にはもう浮気相手と会っていたんだと思います」

狩谷先生が私の手をぎゅっと握った。

「セックスレスは体だけではなく、心にも悪影響をもたらします。一度、しっかりと診察した方がいい」

「診察ですか?」

「ええ。体の錆を落として、心をスッキリさせましょう」

そう言うと、狩谷先生は立ち上がり、傍らの診察用ベッドに私を誘った。

「横になって、楽にしてください」

言われた通りにすると、狩谷先生の手が、私の足首にそっと置かれた。

「ああ、少し影響がありますね、冷えが出ている。女性はセックスについての不都合があると、冷え性になりやすいんです」

確かに、最近ずっと手足が冷えるようになっていた。

狩谷先生の手は足首から膝へ、スカートの下へと潜り込んできた。

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