浮気したのに迫ってくる元彼をとんでもない方法で撃退した同期

・作

彼氏に浮気された私に告白してきた同期。同期といる所を目撃した元彼が憤慨して迫ってきた。助けに来てくれた同期が元彼の前で私に口付け元彼を挑発する。私のシャツのボタンを外して愛撫し始めた。まだ諦めない元彼に同期の行為もエスカレートしていって…!?

「っぷはー!美味しー!」

「それにしてもさー、何なの修哉のやつ!お前が浮気したくせに菜乃が付きまとってるって!ホラ吹くのも大概にしろ!」

「…」

「んもー!怒ってくれるのは嬉しいけどせっかくの飲みだしいっぱい食べて飲も!ほらほら小鳥遊(たかなし)も無言でいないでさー、飲んだ飲んだ!」

今日は同期で飲み会だ。
付き合っていた同じ会社の先輩の笠野田修哉に先日浮気が発覚し私から別れを告げたのだが…
どういうことか修哉から別れを告げ私が付きまとってくると社内で触れ回っているらしい。

もちろん同じ部署の人達や同期で関わりのある人達は嘘だと分かってくれているみたいだが。

目の前にいる佳奈はお酒が入ると語る。
今日なんて私が泣いてないのに佳奈が泣いて潰れた。
佳奈は先に彼氏を迎えに呼び、私は同期たちに二次会には行かないと告げ店を出た。

「相澤!お前も帰りか?」
後ろから小鳥遊が声をかけてきて一緒に帰ることになったのだが、どうせ誰かと一緒なら、もう少しブラブラしたい気分。
もう少しブラブラして帰ると言うと、夜遅くて危ないからと小鳥遊が一緒にいてくれることになった。

奥には海がある広い公園を歩いていると、小鳥遊がいきなり告白してきた。

気持ちは嬉しいが今はまだ恋愛する気が起きないと断るも、恋人もいないんだから諦める気はないとつっぱねられてしまった。

するとそこに、偶然修哉が浮気相手と通りすがった。

「あれ?菜乃と…小鳥遊?」
「修哉、菜乃じゃなくて相澤さんでしょー?小鳥遊さん、こんばんは〜!」
見つけて直ぐに私を見て嫌に笑う浮気相手の女。

それを聞いた小鳥遊が言った。
「笠野田さんに…えーと、何だっけな。あー、原田さんだっけ。こんばんは。今取り込み中なんですけど。」

「菜…相澤。お前もう他の男とよろしくやってんのかよ」
「んもー、修哉!そんな事どうだっていいでしょ?小鳥遊さんに相澤さん、失礼しますねー!」

そう言って去っていった元彼と浮気相手。

何も言えないほどの緊張から解かれ、ふと頬を何かが伝った。

「相澤、とりあえず歩こ…」
小鳥遊が黙った。
慌てて滲む視界をクリアにしたら、複雑そうな目がこちらを見つめている。

「大丈夫だから、もう行こっか」

その日は何も言わずに私の隣を歩き、同じ駅でおりるわけでもないのに家まで送ってくれた。
そこからしばらくは仕事が繁忙期で終電まで仕事をしていたため、何も考えずに済む日が続いた。

その間も、同じチームにいる小鳥遊は残業後で疲れているのに、車で私を送り届けてくれる。
これまで、1度も見返りを求めてくることもなかった。好きな女を目の前にして欲情している態度も出さない。よく分からない男だ。

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