雨の夜、片想いの彼に抱き潰される (Page 2)

湯気を上げる私と拓海を、タオルが包む。
ひととおり拭き上げると、拓海は私の手を優しく引き、ベッドへ連れて行く。

拓海に丁寧に寝かされ、彼は蜜部を撫で始めた。
くちゅ…くちゅ…といやらしい水音が響く。

「あぁ…本当に愛香はかわいい…いやらしい音を立てて…淫乱で」
「も…それ…言わない…で…!…っ…んっ…あっ…はぁ…んっ」

甘い言葉を吐く彼の唇は、私には落ちてこない。
その線引きを超えてしまうほどに、拓海の愛撫に感じてしまう。

「あ…あっ…ん…い…ちゃうっ…!」

声も抑えられず、私は絶頂に達してしまう。
拓海はそれを見てニヤリと口角を上げる。

「そろそろ…挿れる前にイッちゃう愛香ちゃんには、おしおきをしないとね…!」

彼の剛直が私の蜜壺に押し当てられる、焦らすように、つんつんと先端だけ。

「どうしてほしいか、いってごらん?」

拓海が意地悪な声を落とす。

「た…拓海の…おっきいの…私に…挿れ…て…っ!」

顔に熱が集まる。蜜壺はひくひくと拓海を求めている。
ふっと微笑んだ拓海が、私を組み伏せ、剛直を一気に挿れる。

「あ…、あんっ…んぅ…、は、あ、だめ…あっ、んっ」

彼のピストンに合わせ、私も思わず嬌声が漏れる。
ずちゅっ、ずちゅっと、律動は水音を奏でながら激しさを増していく。
 
「あっ…奥に…だめ…!」
「奥までされるのが、好きだもんね…愛香」

私の中で、さらに質量を増していく拓海の剛直は、私の奥を暴き続ける。

「ひゃっ…、んんっ…ダメ…やっ…!」
「ダメって言ってもやめない。愛香が離さないって、絡みついてくるから」

そう言って、さらにピストンは激しくなる。

「はぁ…もんな…むり…!…だめ…っ…いっ…はぁぁぁ!」
「も…愛香の顔見てると…蕩けそ…っ」
「やっ…そんなこと…いわ…な…っ…あんっ」

拓海の恍惚とした表情が、溺れたように私を何度も激しく貫く。

「も…イッちゃう…あ、あ…っ…あぁぁぁーーっ」
「俺も、イきそ…う…」
「や、も…イッちゃ…イッちゃった…からぁ…だめっ…あぁぁん…」

ただ、身体の中に電流のような快楽が駆け巡る。

「…っ…愛香…出る…っ」
「ひぁぁぁ…も…だめ…あっ…ん…あああああーーっ!」

拓海の首にしがみつき、震えながら果てた。
中で拓海のモノがびくりと震え、熱いものが私の中で広がる。

肩で息をする私に、拓海は低い声を落とす。

「まだ、お楽しみは、これからだよ…」

それから一晩中、私は拓海に抱き潰された。
 

*****

次の日、コーヒを飲みながら拓海が言う。

「また、来てもいい?」

私は躊躇いながらも、コクリと頷いた。
このときだけは、私は拓海のものになれるから、それでいい。

コーヒーの味が少しほろ苦かった。

 

Fin.

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