憧れのお隣さんにハレンチな副業がバレてしまいました。 (Page 2)

身動きができず、ただ森田さんと視線を交わらせるだけの時間を数秒過ごした後、不意に彼の視線が別の場所へと移動するのがわかった。

「へえ…川崎さんはこういうのを使っているんだね」

「あっ…そ、それは」

その夜に使う予定があったとはいえ、出しっぱなしにしてた過去の自分を恨んだが、もう遅い。
彼は最も近くにあったピンクローターを手に持ち、改めて私の方に向き直ると私が逃げられなくなるほどの至近距離まで詰めてきた。

「これは僕からの告白。これまでただの隣人として過ごしてきたけれど、意識していたのは君だけじゃなくて僕の方もなんだ。でも…意識せざるを得なくさせたのは、君なんだよ」

「ひゃっ。え…あ、あの、それってどういうこと、ですか?」

ひょいと体を抱き上げられてベッドの上へと移動させられると、壁に背をもたせかける形で座らされた。
この場所は…普段私が道具を使うときの定位置だ。
カチリとスイッチの入る音がして、静かな部屋の中では大きく聞こえるバイブレーションの音が続いた。

「このアパートの壁、意外と薄くて声が届くんだよ。この壁の向こうは僕の寝室で、ベッドがすぐそこにある…だから君が僕の名前を呼んで、1人濡れる夜を何度となく聞いていたんだ」

「そんな…っ、ひあっ!?う、ん…んんっ」

指先でつままれたピンクローターは鎖骨に当てられたかと思うと徐々に位置は下がっていき、胸の膨らみに沿った後、先の粒にそっと押し当てられた。
服の上からということもあって直接的ではないものの、この空気感のおかげで敏感になりつつあったそこには少しこそばゆいような甘く切ない痺れを与え、それは全身へと広がっていく。

「そう、この声…この声を聞きながら僕も。いつか本当に肌を重ねられないかと思いを馳せながらね。もしも君が一時の感情とかじゃなく、僕に好意を持ってくれているのならこの先を望んでもいいかな?」

「あんっ!ま…待って、返事をするから、手を止めてください…」

ローターと粒を一緒にキュッとつままれるとひくりと腰が跳ねてしまう。
こんな状態のままではまともに返事もできないと思い手を止めることをお願いするも、そのままその手は下腹部へするりと落ちていった。

大腿部を隠すスカートの中へ進み、下着の方へとローターの先が滑ってくる。
その先がどこへ辿り着くのか容易に想像がついてすでにひくつき始めている自分の体はとても正直だ。

「いつもみたいに甘い声で僕を呼んで。それを返事として受け取るから」

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