隠れドS性感マッサージ師に目をつけられました…！？ (Page 3)

『ローション垂らしますね』
風間は常温にされたローションを背中に垂らし、ゆっくりとローションを絡ませながら佐々木の背中をほぐしていく。
風間の大きい手が佐々木の小さい背中を癒していく。佐々木は、風間に背中を直接触られていることをどうしても意識してしまうが、風間のさすがの腕前でいつも以上に癒されていた。
そして、風間は動き出したのだ。

背中をゆっくりと円を描くように解す風間の手は次第に円が大きくなり、佐々木の胸元に近いところまで迫っていた。
「ひっ…」
『あ！すみません、痛かったりしました…？』
側面から若干胸元のやわらかいところを掠める手に、佐々木は少し驚きつつも、頑張って耐えてなんでもないフリをする。
「い、いえ！なんでもないです！気持ちいいです！」
『そうですか…良かった。続けますね？』

佐々木はふるふると震えつつも、風間のマッサージの邪魔をしてはいけないと思いぐっと耐える。しかし、風間の手は動きを大きくすることを止めず、佐々木が反応をした隙をついて、遂に胸元と寝台の間に滑り込み、佐々木の胸にたしかに触れるようになった。
「！？」
背中の中心から始まり、胸に滑り込んできて、そのまままた背中に戻る…を繰り返す風間の大きな手。
反応するたびに少しだけ寝台と胸が離れる瞬間に手は何度も入り込み、その都度また反応し…を繰り返した。触れるときに、流れで胸の頂にも当たり、佐々木はたまらなくなってしまう。
「（当たってる…でも、反応してるのばれたくない…。風間さんは真剣にマッサージしてくれているだけなのに…はしたないって思われたくない…）」

佐々木は必死に耐えて、顔のそばにあった枕に顔をうずめて必死に声を耐える。

そして風間の手は動きを止め、佐々木は安堵する。しかし、安心したのもつかの間だった。
『じゃあ次は、起き上がって座ってもらいましょうか』

さすがに恥ずかしく、佐々木は改めてバスタオルを巻き直して寝台の上に座る形になる。そして、にっこり笑顔の風間を見て余計に顔が熱くなる。先程は顔が見えていなかったからまだ良かったものの、風間の顔を見るとこの人にさわられたのだと実感が湧いてしまった。
『はい、ありがとうございます。では…』
風間は、佐々木の後ろに回り込むと風間もベッドに座り込み、佐々木の真後ろに座る形になった。手にローションをつけると、佐々木の肩に触れて解しはじめた。
そして、肩から鎖骨に移動すると、ゆっくりとバスタオルをはずした。
「っ…！」