彼氏とあまあまラブホデートのはずが、拘束されてバイブで何度もイカされちゃう!

・作

今日は彼氏とオシャレなラブホでイチャイチャするはずが、突然両手を拘束されてしまう。「いつか彩奈のこと、拘束して思いっきりイジめたいと思ってたんだよね」そう言われてバイブで身体中責められて、イカされ過ぎてツラいはずなのに、最後は自分からおねだりしちゃった。

ホテルの一室の扉を開けて、私は感動で目を輝かせた。

やたら広い部屋には、キラキラのシャンデリアにアンティークっぽい天蓋付きベッド。
どこかのお城に来たみたいだ。

「すごいぃ…。でもお高いんじゃないの…?」

緊張気味にそう言うと、誠は「まぁいいじゃん、入ろーぜ」と言って、ヘラヘラ笑った。

確かに、オシャレなラブホに泊まりたかったけど、ここまでは想像してなかった。

年上って凄いな…。
そんなことを思いながら、誠に手を引かれるまま私は部屋に入った。

最近私の周りでは、ラブホデートが流行っている。

ラブホと言っても、最近はテーマパーク風だったり、露天風呂付きで旅行気分が味わえたり、凝ってるラブホが沢山あって一日居ても飽きないらしい。

彼氏の誠の家で寛いでいた時にSNSをチェックしていたら、たまたま友達のオシャレラブホデート報告が目に付いて、つい「いいなぁ…」と呟いてしまった。

「行ってみる?」

そう聞いてきた誠に、私は「行きたい!」と、目を輝かせて頷いた。

「ふーん、行きたいところあるの?」

いざそう聞かれると、漠然と羨ましいと思っていただけで何も浮かばずに、その場で色々検索をかけてみるものの、目星がつかなくてグダグダになってしまった。

「まぁなんか次会う時までに、彩奈が好きそうなところテキトーに調べといてやるよ」

誠は確かにそう言っていたけど…。

*****

お風呂から上がって、誠がガウンを羽織って脱衣所から出て行った後も、私は豊富なアメニティとズラッと設備された高級美容家電にしばらく夢中になっていた。

「おまたせ。お風呂凄かったね!花びら浮いてるお風呂初めて入ったー!」

念入りにケアを済ませて、私は浮かれながら誠が寛いでいるベッドに飛び乗った。

「ははっ、よかったな楽しめて」

そう言って笑う誠にキュンとしてしまう。
なんだか、誠がいつも以上に恰好良く見えて落ち着かなくなってきた。

この恰好良過ぎる誠に、もうすぐ抱かれてしまうんだ…。

「…ねぇ、ルームサービスもすごいよ!フルーツパフェ無料サービスとか…」

やたら意識してるのを悟られたら恥ずかしい。

誠に背を向けて、サイドテーブルに置かれたタブレットを弄りまわしていると、ふいに後ろから抱きしめられた。

「どうしたの…?いきなり」

「別に?はしゃいでる彩奈かわいーなぁって」

甘い声でそんな事を言われてドキドキする。

抱きしめてくる誠の手が、首元から、肩を、腕を撫でてきて、手を重ねて指を絡められる。

もう、そう言う気分なのかな…。

なんて思って心の準備をしていると、何故か手を後ろに回すように促された。

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