エッチなメイド服に着替えた私は、大好きなご主人様に迫られて何度もイかされちゃう。

・作

会社のビンゴ大会でメイド服をゲットした由那は、家でこっそりメイド姿で彼氏とのエッチを想像してオナニーするのにハマっていたが、ある日しまい忘ていたメイド服を彼氏に見られてしまった。引かれたと思って絶望していると、逆に着て欲しいとお願いされて、そのままエッチする流れになってしまい…。

「由那…、これは、その、どんな時に着る予定なの?」

自室の扉を開けて早々、彼氏である奏多にハンガーラックに堂々と掛けられたミニスカメイド服を指摘された。

最悪…。
まさか隠し忘れるなんて…。

そんなことを思いながら、私は思わずティーカップの乗ったトレーを派手に落とした。

今日は、奏多が部屋に遊びにきていて、一緒に映画鑑賞したりまったりおうちデートの予定だった。

なのに、まさかこんな事になってしまうなんて…。

*****

先日、会社の創立記念パーティーがあった。

その時の二次会のビンゴ大会でゲットした景品がこのミニスカメイド服だったのだ。

その時は同僚と『セクハラだー』なんてぼやいていたけれど、家に帰ってからついつい好奇心で着てみたくなってしまった。

別に、誰も見てないし…。

そう思いながら実際に着てみると、やっぱり際どい。

全体的にフリフリだけど、膝上20センチはありそうなミニスカートだし、第一ボタンまでしっかり留められるけど、胸元はハート型に開いている。

明らかにエッチな目的用って感じのデザインだ。

『コレ着て誘ったら、奏多喜ぶかなぁ』

そんなことを一瞬考えたけど、エッチ過ぎて引かれたら嫌と思ってすぐ却下した。

けど、なんとなく気になって捨てられず、実はその後も何度か着てみたり、更にコレを着て奏多とするのを想像しながら一人でしたり…。

そして今日はすっかりしまうのを忘れて、堂々とハンガーラックに掛けっぱなしにしてあるのを見られてしまった。

*****

「由那、怪我してないか!?俺拾うから袋持ってきて!」

「…っう、あ、はいっ…!」

頭が真っ白の私は、そう言われて逃げるようにキッチンに向かった。

二人で黙々と割れたカップと溢れた紅茶を片付けて、ひと段落したところで…。

これからどうしよう…。

恥ずかしくて奏多の顔が見れず、俯く私に気付いてか、奏多はそおっと顔を覗き込んで来た。

「違うよ!アレは自分で買ったんじゃなくて!会社のビンゴ大会の景品で貰ったの!別に要らないし捨てようと思ってたんだよ!」

何も言われてないのに早口で説明してしまって、カァーッと身体が熱くなった。

「え、捨てるなら、着てるとこ見たいんだけど」

真っ直ぐな目で見られながらそう言われて、心臓が跳ね上がってしまう。

「…えー、でもなんか…エッチなやつだし…」

ドギマギしながらそう言って目を逸らそうとすると、顎を持たれて口付けられた。

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