Hなモニター体験
亜香里は友人に電子機器モニターのバイトを紹介される。高額の報酬に釣られて行ってみると、それは大人の玩具のモニターだった。マジックミラー越しに開発者に見られながら、モニター品を使ってオナニーを強いられる亜香里。そして想像を絶する玩具が亜香里に襲いかかる…!
案内されたのは全面鏡張りのモニタールームだった。
それがマジックミラーだということは素人の亜香里にもわかる。
ダブルサイズのベッドだけが置かれた6畳ほどの小部屋。
ベッドには掛け布団すら用意されていない。
白い小さな箱が、枕元にちょこんと置かれているだけだ。
この箱の中身が、これから自分が使用するモニター品だと亜香里は思った。
「モニターナンバー025、小松亜香里さん。本日はよろしくお願いいたします」
天井に設置されたスピーカーから、開発スタッフの声がした。
「…あ、はい。よろしくお願いします」
「それでは開始してください」
亜香里はベッドに腰掛けると、ショーツを脱いだ。
「あの…服は着ていていいんですよね?」
「はい。脱ぐのは下着だけで構いません。しかし、使用中の様子が我々に見えるように、スカートは腰まで上げてください」
「…わかりました」
亜香里は言われた通りにタイトスカートをたくし上げる。
少しひんやりとしたシーツが、直接尻に触れた。
「もう少し脚を開けますか?」
スピーカーから再び声がした。
金のためと割り切っていても、自分の陰部を晒すことには少なからず抵抗感がある。
それでも物腰の柔らかいスタッフの声が、亜香里を次第に従順にさせていった。
「このくらいでいいでしょうか?」
亜香里は膝を立てたまま脚を大きく広げると、そのままベッドに背中を落とした。
「OKです。それでは約束のお時間までモニター品をお試しください。もし、わからないことやモニター品にトラブルがあった場合はお声がけくださいね。ではお願いします」
亜香里は大きく深呼吸すると、枕元の小さな箱に手を伸ばした。
箱の中には、男性のペニスそっくりのバイブレーションが入っていた。
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「いいバイト紹介しようか?」
大学の友人にそう言われたのは1週間ほど前だった。
「電子機器メーカーのモニター」と聞いて、最初はピンとこなかった。
「美顔器やマッサージ機器の新商品を試して、感想を言うだけの簡単なバイト」だと言われてから、なんだか面白そうだと亜香里は興味を示した。
なにより2時間という拘束時間に対して、とんでもなく報酬がいい。
こんなにおいしいバイトは他にないと、さっそく友人に紹介してもらった。
それが「大人の玩具のモニター」だと知ったのは、面接も登録も終えた後のことだった。
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