スーツを着た悪魔 (Page 3)

「のぼせちゃうし、そろそろ体洗おうか」

まるで何もなかったかのように、笑顔でタケルは浴槽から上がり、私の手を引いた。

そして、ボディーソープをたっぷり泡立て、私の体を優しく洗っていく。

まずは腕、首、そして背中…触れるか触れないかの力加減で手のひらが背中を這っていく。
その絶妙な刺激に、私の体はビクビクと反応してしまう。

背中から手が前の方へ戻ってきた。
まずはお腹。

もう少し下にいけば、トロトロになった秘部が待ち構えているというのに。
もう少し上にいけば、ピンと立った乳首があるというのに。

タケルはわざと、お腹をゆっくり丁寧に撫でていく。
無言のタケルに反して、私の荒い息遣いだけが浴室内に充満していた。

すると、やっと手のひらが上へと移動してきた。
焦らしに焦らされた敏感な部分。
しかし、期待に焦がれた突起を避けるように、ゆっくり円を描くように泡を塗っていく。

「ふっ…うぅん…」

私は固く目を閉じ、俯いて声を漏らした。

すると、タケルの手が徐々に突起に近付いてきた。
私は歓喜に満ち溢れそのときを待ったが、ピンと立ったそのすぐ周りをくるくると指で弄ばれるだけだった。

思わず顔を上げると、ニヤニヤと満足そうにタケルは笑っていた。

「ねぇ、今やっと触ってもらえると思ったでしょ?残念だったね」

はははっ、と笑いながら、乳首の周りを入念にくるくると弄ぶタケル。
しばらくギリギリのラインを責め続けられ、秘部からタラタラと甘い汁が溢れているのを感じた。

「お願いっ…もう、触って…!」

私はもう我慢できなかった。

「は?どこを触れっていうの?」

何食わぬ顔でタケルが答える。

「乳首を、このピンと立ったいやらしい乳首を触ってください、お願いします!」

ここまで言えば触ってくれるだろう、私はそう思った。

だが違った。

「やーだ」

冷たい顔で即答され、火照った顔から血の気が引いた。

「そんなに触りたかったらさぁ、自分で触りなよ、見ててやるからさぁ」

今度は心底楽しそうにニヤニヤとしていた。

我慢の限界を迎えていた私は、タケルの目の前で、自分の指に泡を塗りつけ、焦らされ続けた乳首に触れた。

「ああぁっ…!」

大きな声が漏れたが、構わずに指を動かし続けた。
泡で滑りがいいのですごく気持ちがいい。

「あっ、あっ、んっはぁ、あぁっ」

漏れる声を抑えることなく、一心不乱で乳首を撫で、押し、摘み、そして弾いていった。

「なに?そんなに気持ちいいの?」

「きっ、気持ちいい…すっごく、気持ちいい!!」

「彼氏の前で乳首いじり倒すとか、ヤバ。やらしすぎんだろ」

タケルがこちらを凝視している。そんな状況に、

「んっ、あっ、あっ、あっ、ああぁっ!!」

私は自分で乳首を触って達してしまった。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

「お前、自分で乳首触って1人でイッてやがんの。超ウケる」

脱力しているとグイッと手を引かれて立たされ、浴槽に手を付くよう促された。
そして腰を掴まれ一言。

「勝手にイッてんじゃねーよ」

そう冷たく言い放たれ、タケルの硬く反り立つモノが、イッたばかりの私のナカへ勢いよく入ってきた。

「あぁっ、ダメっ、イッたばっか…」

「ばか、お前が勝手にイッたんだろ、自分でさ」

一度も触れていないのにグチュグチュに濡れそぼった秘部は、簡単にタケルを飲み込み、細かく痙攣しながら締め付けていった。

「はっ、ダメっ、もっ、イク…!」

私は二度目の絶頂を迎えるも、タケルの腰は止まらなかった。

「イッてるときってめちゃくちゃ締まるのな、やべーわ、超気持ちいい」

そう言いながらお構いなしに腰を打ち付けられる。
もう、頭の中がぼんやりしてきたが、パンパン、グチュグチュいう音が浴室内に大きく響いているのが聞こえた。

私はガクガクと足が震え、立っていられず膝を付いてしまい、ヌルリとタケル自身が抜けていった。

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