私の彼氏はかなり嫉妬深い。大学の同級生の男の子と喋っていただけなのに「他の男と話すなら、身体で覚えさせる」と言われて研究室の倉庫に連れていかれてしまい… (Page 2)

荒い息を吐いていると、唯翔くんはしゃがみこんで私の下着を下ろし、開かせた片足を自分の肩にのせる。

「待って…。ここじゃイヤ…」

「桃が他の男とばかり話すから、お前は誰のものなのかを身体で覚えさせてやるよ」

「なん、で…あんっ！」

ぼうっとしている間に、唯翔くんがクンニを始めてしまった。

立った状態で舐められているので、片足が痺れてくる。

「やぁっ…もう、唯翔くん…嫉妬深すぎるよ…。んぁっ…」

「誰のせいかな？こんなによがって、俺にこうされることを期待してたんじゃないの？」

「違う、もん…。あっ、ああっ！」

強がってみせても、実際に唯翔くんに無理やりされることは嫌いじゃなかった。

「桃、気持ちいい？」

クリトリスを舐めながら問われ、私は朦朧としながら何度も頷いた。

彼が後ろから挿入しようとした時、突然研究室のドアが勢いよく開いた。

「…っ！」

心臓が跳ね上がるほどびっくりしていると、先ほど私がレポートを貸した男子たちの声がした。

「ノートあった！やっぱりここに忘れてたんだ」

「よかったな。ていうか、桃ちゃんはどこに行ったんだろうな？」

倉庫には鍵がかかっているけれど、もしも２人が開けようとしてしまったら…。

そんな恐怖が胸を支配した瞬間、唯翔くんがゆっくりと腰を動かし始めた。

「んっ！」

肌と肌がぶつかり合う音はしないものの、研究室と倉庫のドアの厚さなんてタカが知れている。

もしセックスをしていることがバレてしまったら、私はどんな顔をすればいいのだろうか。

「へぇ。桃はこんな状況でも、感じちゃって全部入るんだ。淫乱だな」

唯翔くんが耳元で囁く。

声を出すこともできず、私は無言で首を横に振りながら、絶え間なく襲ってくる快感に耐えた。

「じゃあ、ノートも見つかったし行くかー」

２人が研究室を去ると同時に、唯翔くんが私の腰を掴んで強く揺さぶり出す。

「あっ！ああぅっ！あっ、あっ！」

壁に両手をつきながら、確かにこんなに緊迫した状況なのに、濡れまくって唯翔くんを全部飲み込める自分はいやらしいのかもしれないな、と思った。

あそこはぎゅっと唯翔くんを締めつけ、その度に膨張していくのがわかる。

「あの２人にバレたらって考えたら、興奮したんだろ？」

「あっ、あっ、違ぅ…あっ」

「桃は、本当にいやらしい子だな」

ぴちゃぴちゃと水音を立てて、私たちの腰がぶつかり合う。

「ほら、桃。ちゃんとねだって？一緒にイキたいって…」

耳たぶを軽く噛みながら甘く囁かれ、私は彼の独占欲の塊みたいなところが、本当に好きなのだと悟った。

「んっ、んぁっ！唯翔くん、一緒…に、イキたい…あああっ！」

「うん…。桃、好きだよ」

「あっ、あっ、私も…大好きっ…ああああ！！」

唯翔くんに貫かれながら、私は学校で肌を重ねあう背徳感を味わう。

しかし、そんなものはすぐに快感に飲み込まれてしまい、講義が始まる予鈴を聴きながら、私たちはいつまでも繋がっていた。

Fin.