疲れた私に彼がマッサージ…のはずが、マッサージ機を敏感な部分にあてられて… (Page 2)
「はぁっ、んんっ」
マッサージ機が動くたびに、腰がぐいぐいとそちらに押し付けられる。
くすりと達也の笑い声が聞こえ、顔を上げると、にやにやとした表情の彼と目が合った。
「気持ちよくなってきた?」
マッサージ機の移動が止まり、太ももの上の方で低い音を出して動く。
あと少し上に来てくれれば、欲しかった刺激が手に入る。
美咲は思わず何度も頷き、腰をくねらせた。
「うん…」
恥ずかしくて目をそらす。すると、お尻に達也の掌が触れた。
美咲のお尻の上を掌が撫で、ゆっくりと肉をもみ始める。
そのまま達也は、美咲お尻の片側を外に広げた。太ももの間がさらに開き、そこにマッサージ機が近づけられる。
小さなそれは、するりと美咲の脚の間に入り込んだ。
「こうしたら、ちゃんとあたるね」
「え、っああんっ!」
敏感な部分に直接マッサージ機があたる。
それは今までのじんわりとした快感よりも強く、まるで身体に電流が走ったように美咲の身体がびくりと跳ねる。
低い音を立てて動くマッサージ機は、美咲のそこをぶるぶると震わせ、一気に絶頂へと押しやっていく。
「まっ、てまっあ、あっあっ、いっちゃう、すぐっ」
あまりの気持ちよさから逃げるように美咲の腰が動き、それを達也が止める。
腰を固定され、そのままマッサージ機がそこに押しあてられて、美咲は淫らに声をあげながら、くねくねと身体を捩らせた。
刺激されたソコは熱くなり、身体を甘い電流が駆け抜ける。
「いっ、くぅ…っ」
熱い吐息を漏らしながら、美咲の全身に力が入る。
一気に絶頂へと押し上げられ、美咲は大きく身体を震わせながら、快感に飲み込まれた。
「ああっ!あ、あっ!」
びくっ、びくっと身体が跳ね、美咲は頭をベッドに押し付ける。
マッサージ機が離れていくと、ようやく美咲は顔を上げた。
余韻であそこがひく、と震え、熱を持っているのがわかる。
ヴー、とマッサージ機は低い音を立てたままで、次の瞬間。
「え、ーっ!」
再びそれが性器にあてられると、美咲の身体は先ほどよりも大きく跳ねた。
「あっ!あぁっあーっ!」
一度達したばかりのそこは敏感で、マッサージ機は再び美咲に快感を与えてくる。
抵抗する間もなく、美咲は再度絶頂した。
目の前がちかちかして、何も考えられない。勝手に腰が跳ね、それがまた刺激になって絶頂が深まってしまう。
「いっ、あっ、あっ!」
気持ちよさに声が止まらず、美咲の喘ぎ声が部屋に響く。
刺激で感覚がぼんやりとしてきたころ、マッサージ機はようやく美咲のもとから離れていった。
「あっ、は……」
熱い吐息をもらした美咲の身体の上に、達也がのしかかってくる。
お尻に硬いものが押し付けられると、また身体が熱を持つのを美咲は感じた。
耳元に達也の熱い吐息がふれ、美咲はまたゆらりと腰をくねらせた。
Fin.
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