偶然彼の性癖を知ってしまい、それに応える内に一緒にハマっていく私…

・作

偶然彼の部屋で見つけてしまった大量のSMグッズ。元々Sの性癖があり、最近私とレス気味なのもそれが理由のようだった。私はそれに応える内、徐々に自分自身もその魅力に気付き始める。私達の関係は、SMを通じて今までよりももっと深いものになっていく。

裕介とは付き合って3年になる。
初めの頃は毎日にように体を求めてくれていたが、最近は何か月もない。

そう、いわゆるセックスレスだ。

正直性欲は普通だと思っていたが、こう求められないと不安にもなるし、満たされない。
このままいけば別れることになるのか…そんなことも考えていた。

ある日、私は鍵を裕介の部屋に忘れてきてしまい、取りに戻らなければいけない時があった。
裕介は用事に出かけていたが、鍵をかけていなかったため、申し訳ないと思いつつ無断で部屋に入ったのだ。

そこで、私は見てはいけないものを見てしまう。
裕介の部屋には、SMの道具が沢山入った箱が置いてあったのだ。
いずれもAVなどでは見たことあるが、実際には目にする機会のないような本格的なものばかり。

一体どういうことだろう…そう戸惑っていると、部屋のドアが開く音が聞こえる。
裕介が帰ってきたのだ。

「あ…見られちゃったか」

裕介はやってしまったという顔をしながら私に言う。

「これって…」
「…ああ、見ての通りだよ。俺さ、ドSなんだよね。だからこういうグッズいっぱい買っちゃうんだ」

「え?じゃあもしかして最近求めてこなかったのは…」
「ごめんね。元々ノーマルではなかなか興奮出来なくてさ…」

衝撃だった。まさか自分の彼氏がこんなにもマニアックな趣味を持っていたなんて…。

「引いたでしょ?嫌われても仕方ないよね…。わかってる」
「…」

言葉が出なかった。今までずっと我慢していたのだろうか。
私はしばらく考えた後、小さく呟いた。

「…いいよ」
「え…?」

「引かないから大丈夫。私の前ならいくらでも出していいんだよ?」

私がそう言うと、裕介は驚いた表情を見せた後、嬉しそうな笑顔を見せてくれた。

「やりたいこと…やってみて?」

私は少し恥ずかしかったが、裕介の為に勇気を振り絞って言った。
すると彼は、大きな箱の中からあるものを取り出した。
それは手錠だった。

「本当にやってもいいのかい?」
「うん。だって私たち恋人でしょう?遠慮しないで」
「ありがとう。愛してる」

裕介はそう言うと、私の手を後ろに重ねて手錠をかける。
まだ何もされてないのに、何故か私自身も興奮しているのがわかった。

「もし無理だと思ったら、すぐに言ってね?」

心配そうに言う裕介に、私は無言で頷く。
すると、裕介は私のお尻を叩いた。

パチンッ!

「ん…っ!」

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