聖女様のお仕事 (Page 4)
私は頑張って大きく口を開けると、それをくわえた。息を呑むような音が頭上から聞こえる。私は口の中で舌を動かし、先端から裏側にかけて舐め上げる。
「んっ…ありがたく…存じます…」
カインの呻く声が聞こえた。
今度は喉の奥深くまで入れると、頭を上下に動かす。ぐぽ、といういやらしい音をたてながら、唾液や何か他の液体が口から溢れてくる。
横目にカインの太ももを見れば、たくましい大腿筋に力がこめられていて、快感に耐えているのがよく分かった。
そうこうしていると、私の両脚をジークフリートが持ち上げたのでそちらに目を向ける。ジークフリートの腕をよく見れば、上腕よりも前腕の方が目立っているのに気がつく。
弓でもやってるのかな、とふと思考が飛んだ。
「聖油は必要なさそうですね」
ジークフリートがちらりと脇においたポットを見ると、顔を私の股間に近づけた。
「ふっ、ふごごご!」
ぬるりとした感覚が秘部を襲う。彼の舌だ。
けれど、カインのものに喉を塞がれて声は出ない。
「やっぱり。あふれてきますよ…舐めてるだけでも浄化されそうです」
そう言いながら彼はさらに強く吸い付いてくる。敏感なところが彼の薄い唇の中に吸い込まれていく。
じゅる、ぴちゃ、という卑猥な音が響く。一滴も逃すまいとでもいうようにジークフリートは執拗に舐め回してくる。
私は快感に身を任せるように目を閉じた。カリカリとそこを甘噛みされると、じゅわ、と中から愛液が溢れるのを感じる。すると今度はじゅるじゅると音を立てて飲み干される。
同時に中で内壁をこすっていた指が与えてくる刺激に耐え切れなくなり、私はぎゅっと目を閉じ、その快感の波に耐えようとした。
しかし口を力強く犯してくるカインにひるんで急に力が抜けてしまい、下腹部からバシャバシャと生温かい潮が漏れ出すのを感じた。
「素晴らしい、このような体液まで口にできるなんて…」
ジークフリートは飛び散った潮を舌でぺろぺろと舐めている。
「ジーク、ちょとずるいじゃねーか。交わるのは俺にやらせてくれないか」
「仕方ないなぁ。じゃあ、場所を変わろうか」
ジークフリートとカインは場所を交換し、カインが性急に私の太ももをぐっと掴んで固定する。
「では、失礼いたします」
カインがそう言うと、一気に腰を打ちつけてきた。
ずぷん!と大きな音を立てながら肉棒が突き刺さってくる。
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